ROUTE06は2026年4月22日、情報システムのモダナイゼーションに関する実態調査の結果を発表した。基幹システムの企画・刷新に関与する管理職と、SIベンダーで要件定義に関わる担当者を対象に実施し、328人から回答を得た。約7割の企業がモダナイゼーションに取り組んでいる。モダナイゼーション対象システムの開発言語はJavaが最多でCOBOLが続いた。
ROUTE06は、情報システムのモダナイゼーションに関する実態調査を実施した。基幹システムの企画・刷新に関与する部署の管理職と、SIベンダーで要件定義に関わる担当者を対象に、2026年3月18日から同年3月23日にかけてWebアンケートを実施し、328人から回答を得た(事業会社165人、SIベンダー163人)。
事業会社を対象にモダナイゼーションが必要なレガシーシステムの有無を聞いたところ、「以前はあったが、すべて刷新済み」が26.7%、「現在もあり、モダナイゼーションが一部完了」が46.7%で、合わせて73.4%が取り組みを進めている。一方、「現在もあり、モダナイゼーションが必要だが未実施」が17.0%あった(図1)。
図1:モダナイゼーションが必要なレガシーシステムの有無(出典:ROUTE06)拡大画像表示
残っているレガシーシステムに対するモダナイゼーションの進捗状況を聞いたところ、事業会社では「構想段階(構想止まり)」が46.7%、SIベンダーが担当するユーザー企業でも54.7%に上った(図2)。推進中の企業が一定数いる一方で、約半数が実行フェーズに踏み出せていない。
図2:レガシーシステムに対するモダナイゼーションの進捗状況(出典:ROUTE06)拡大画像表示
モダナイゼーションの対象となったシステムで使われていた言語を聞いたところ、最多は「Java」で、事業会社が56.2%、SIベンダーが48.1%だった。「COBOL」は事業会社が43.8%、SIベンダーが45.9%、「PL/I」は事業会社が43.0%、SIベンダーが45.2%だった(図3)。モダナイゼーションの対象は、COBOLやPL/Iといったレガシー言語だけでなく、Javaにも広がっている。
図3:モダナイゼーション対象の言語(出典:ROUTE06)拡大画像表示
●Next:モダナイゼーションの達成度と、進まない理由
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