GMOグローバルサイン・ホールディングスは2022年7月21日、電子契約クラウドサービス「電子印鑑GMOサイン」において、「GMOサイン対面契約」オプションの機能を強化した。タブレットを用いた対面契約時に、契約締結内容や各種申込書類をその場で電子化できるようにした。さらに、データ連携機能との組み合わせで、入力したデータの転記や再入力などの手間を省略できるようになった。
GMOグローバルサイン・ホールディングスの「電子印鑑GMOサイン」は、契約の締結から管理までをワンストップで行えるクラウド型の電子契約サービスである。「事業者署名型」と「当事者署名型」のいずれの方式にも対応する。ユーザーは、印紙税や郵送費の削減、契約締結にかかる手間の軽減、時間の短縮といったメリットを得られる。
図1：「GMOサイン対面契約」の概要（出典：GMOグローバルサイン・ホールディングス） 電子印鑑GMOサインには、対面による申し込みや契約を市販のタブレットだけで完結できるオプションサービス「GMOサイン対面契約」がある（図1）。タブレット上で必要事項を記入し、手書きでサインをすることで、契約内容や申込内容を自動で「GMOサイン」上に保管し、リアルタイムでデータ化する。今回、この対面契約機能をアップデートした。
対面契約機能のアップデートでは、これまで提供してきた「GMOサイン対面契約」の機能を「GMOサイン対面契約プロ」として継続提供するとともに、新たに「GMOサイン対面契約スタンダード」の提供を開始した。ユーザーは、契約内容や業務フローに応じて機能を選べるようになった。
新たに追加した「GMOサイン対面契約スタンダード」では、対面契約で使う文書やテンプレートの作成が、以前よりも簡単になった。各種サービスとの連携やワークフローの設定が容易になった。本人確認に使える身分証や施工現場の状況が分かる写真などを添付可能な画像添付機能も備えるため、これまで以上に幅広い契約・申込のシーンで利用できるようになった。
