NTTテクノクロスは2026年5月12日、IT資産台帳ツール「iTAssetEye」の新版を提供開始した。脆弱性情報とSBOMを取り込んでIT資産情報と関連付けることで、管理下にあるソフトウェアの脆弱性を検知できるようにした。IT資産に潜むセキュリティリスクを把握・対処しやすくなる。価格は、利用環境や構成により異なり、要問い合わせ。
NTTテクノクロスの「iTAssetEye」は、ハードウェア、ソフトウェア、ライセンス、業務システムなどのIT資産情報を台帳として一元管理し、企業全体のIT資産状況を可視化するツールである。
新版では、管理しているソフトウェア資産にどのような脆弱性が存在するか、対応の優先度はどの程度かを画面上で把握できるようにした。脆弱性情報とSBOM(ソフトウェア部品表)を取り込み、iTAssetEyeの構成管理データベース(CMDB)のIT資産情報と関連付ける仕組みである(図1)。
図1:IT資産台帳「iTAssetEye」に追加した脆弱性管理機能の概要。脆弱性情報とSBOMを取り込み、CMDBと関連付ける(出典:NTTテクノクロス)拡大画像表示
脆弱性情報の連携先として初期採用したのは、エンドポイント管理ツールを手がけるタニウムの「Tanium Autonomous IT Platform」である(関連記事:エンドポイントセキュリティのタニウム、2024年にサポート要員を倍増しレスポンスを向上)。NTTテクノクロスは今後、連携先を順次拡充する。
SBOMは、ソフトウェアを構成するライブラリやオープンソースコンポーネントなどの部品情報を一覧化したもの。利用するライブラリに脆弱性が見つかった際、自社のどのシステムが影響を受けるかを特定する手段として利用できる。iTAssetEyeでは、SPDXやCycloneDXなど標準形式のSBOMデータを取り込める。
想定する利用シーンとしてNTTテクノクロスは、各業界のセキュリティガイドラインへの対応や、社内システムの脆弱性調査・棚卸、グループ会社を含めたIT資産の一元管理と脆弱性状況の横断的な把握、などを挙げている。
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