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オラクル、「Fusion Applications」でAIエージェント型アプリを開発可能に

「Agentic Applications Builder」と「AI Studio Skill」を提供

2026年7月31日(金)IT Leaders編集部、日川 佳三

米オラクルは2026年7月14日、クラウド型業務アプリケーション群「Oracle Fusion Applications」で、複数のAIエージェントを連携させたアプリケーションを開発可能にしたと発表した。アプリケーションを自然言語で開発する「Agentic Applications Builder」と、Claude Codeなどの外部開発ツールを介して開発する「AI Studio Skill」を提供し、ノーコードからプロコードまで対応し、既存のセキュリティやガバナンスを維持したまま、業務を自律的に遂行するAIアプリを開発できる。

 米オラクルの「Oracle Fusion Cloud Applications」は、ERP(財務・会計)、HCM(人事・人材管理)、SCM(サプライチェーン管理)、CX(顧客向けサービス・営業支援)の4領域をカバーするクラウド型の基幹業務アプリケーション群である。

 AIエージェントの開発・実行プラットフォーム「Oracle AI Agent Studio for Fusion Applications」を組み込んでおり、すでに多くのAIエージェントが同プラットフォーム上で稼働している。

図1:Oracle Fusion Applicationsに追加したエージェント型アプリケーション開発機能の概要(出典:日本オラクル)
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 今回、AI Agent Studioに2つの開発手段を追加し、新たな開発環境を整備した(図1)。1つは自然言語で開発する「Agentic Applications Builder」、もう1つは、開発者向けの外部ツール(IDE、バージョン管理、AIコーディングツールなど)と連携する「AI Studio Skill」である。いずれの手段でも、複数のAIエージェント、画面、ワークフローなどを持つアプリケーションを構築できる。

 新開発環境は、AI Agent Studio for Fusion Applicationsの一部として、Fusion Applicationsの顧客およびパートナーに追加費用なしで提供される。独立したAIツールとは異なり、Fusion Applicationsの内部でネイティブに稼働するように設計されているのが特徴である。

 この開発環境で構築したアプリケーションは、別途ランタイムを用意する必要なく、Fusion Applicationsが持つビジネスオブジェクトやワークフローに対して直接アクションを実行できる。また、エンタープライズレベルでの実行に不可欠なセキュリティ、ガバナンス管理、承認プロセス、監査証跡といった各種コントロールをそのまま継承できる。

 オラクルは、財務決算の迅速化、債権回収の改善、サプライチェーン実行の合理化など、特定の業務成果を自律的に推進・実行する新たな業務アプリケーション群「Fusion Agentic Applications」の開発を想定している。

●Next:新開発環境の主な特徴・機能

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