[新製品・サービス]
IIJ、生成AIアプリの活用環境をクラウド上に構築して提供するサービス
2026年9月11日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)
インターネットイニシアティブ(IIJ)は2026年9月9日、生成AI活用支援パッケージ「IIJ AI活用支援ソリューション」の提供を始めた。AI活用の企画から業務への導入、運用・定着までを伴走型で支援する。Difyによるアプリケーション開発環境を提供するメニューと、IIJが開発した業務支援AI機能を提供するメニューを用意した。
IIJの「IIJ AI活用支援ソリューション」は、AI活用の企画から業務への導入、運用・定着までを伴走型で支援するパッケージ型のサービスである。業務に合わせた形で、AIアプリケーションやAIエージェントの開発・利用を支援する。
具体的には、Microsoft Azure環境に、ユーザーごとの生成AI利用基盤を構築する。大規模言語モデル(LLM)は用途や要件に応じて選択・追加できる。社内文書や業務データの検索結果に基づいて回答を生成するRAG(検索拡張生成)システムも構築できる。
画面1:Difyによるアプリケーション開発環境(出典:インターネットイニシアティブ)拡大画像表示
AIアプリケーションの開発・運用体制に応じて、(1)ノーコード開発環境を提供するメニュー「IIJ AI活用支援ソリューション with Dify」(画面1)と、(2)IIJが開発した業務支援AI機能を提供するメニュー「IIJ AI活用支援ソリューション/スターター」を用意した。
(1)の「with Dify」は、ノーコードでAIアプリケーションを開発できるツール「Dify」(米LangGeniusが開発)の利用環境を構築して提供する。現場担当者は、Difyの画面を直感的に操作するだけで、業務要件に合ったAIアプリケーションを開発できる。
IIJは、サンプルアプリケーションの提供や開発者向けのサポートを通じて内製化を支援する。また、クラウド基盤のユーザー認証、アプリケーション単位のアクセス制御、利用ログの記録など、企業がAIアプリケーションを安全かつ適切に利用するための管理機能も提供する。
(2)の「スターター」は、対話型チャット、プレゼンテーション資料の生成、ドキュメントのレビューなどができる生成AI利用環境をユーザーごとに構築して提供する。ユーザーの業務や要望に応じて、AIアプリケーションやAIエージェントの個別開発も請け負う。さらに、AIを適用する業務領域やユースケースの検討、AI利用規程・ポリシーの策定、RAGの精度向上、導入後の運用改善まで支援可能である。
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