[新製品・サービス]
ROUTE06、要件定義AI「Acsim」にテスト自動化機能を追加
2026年8月3日(月)IT Leaders編集部、日川 佳三
ROUTE06は2026年7月31日、要件定義支援AIサービス「Acsim」にテスト自動化機能「Acsimテスト」を追加したと発表した。システムの要件・仕様を基にAIがテストケースやテストコード、テストデータを生成・実行する。実装フェーズ以降を対象とする既存のテスト自動化ツールとは異なり、要件・仕様の段階からテストを生成できるのが特徴。機能テストからE2E、結合、負荷、セキュリティテストまで網羅する。
ROUTE06の「Acsim(アクシム)」は、システム開発の上流工程である要件定義をAIで支援・自動化するサービスである。現状把握と課題抽出、改善方針提示、プロトタイプ構築、稟議支援、設計書の出力まで、要件定義に必要なプロセス全般を支援する(関連記事:CTC、要件定義AI「Acsim」を販売、業務フローやプロトタイプを自動生成し、上流工程を効率化)。
今回、ソフトウェアテストを自動化・省力化する新機能「Acsimテスト」を追加した。手元にあるシステム要件・仕様(Acsimで作成したものを含む)を基に、テストケース、テストコード、テストデータを自動生成する。さらに、テストを実行して結果のレポートを作成する(図1)。
図1:Acsimテストを活用したテスト自動化の流れ(出典:ROUTE06)拡大画像表示
実装フェーズ以降を対象とする既存のテスト自動化ツールとは異なり、新機能は要件・仕様を定義した段階からテストを生成する。「Claude Code」など外部の開発系AIサービスから呼び出して使えるため、既存の開発フローを変えずに導入できる。
機能テストやE2E(エンドツーエンド)テストに加え、結合テスト、負荷試験、セキュリティテストまで網羅する。テスト結果は自動集計され、合否だけでなくスクリーンショットや録画、ログといった証跡を含むレポートを生成する。
ROUTE06は、結合テストと総合テストだけで開発工数の約3割を占めるという情報処理推進機構(IPA)の調査結果を挙げ、テスト工程がソフトウェア開発に占める比重が大きいことを指摘する。
「一方、テストケースの作成やテストコードの実装、テストデータの準備、結果確認といった工程は人手に依存する部分が多く、工数の増大、担当者ごとの品質のばらつき、抜け漏れなどの課題がある。テストの範囲も、機能テスト、結合テスト、負荷試験、セキュリティテストまで年々拡大している」(同社)
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