[イベントレポート]
エージェント時代のカギはAIへの信頼─シスコと共に自らを「再定義」するSplunk
2026年9月18日(金)神 幸葉(IT Leaders編集部)
米Splunk(スプランク)は2026年9月14~17日(米国現地時間)、米国コロラド州デンバーで年次コンファレンス「.conf 2026」を開催した。AIは急激な勢いで、単なる質問応答システムから、自律的に業務を遂行する「エージェント」へと進化を遂げている。そのような中で、企業が直面するセキュリティ、インフラストラクチャ、そしてコストの課題をいかに解決していくのか。.conf 2026の基調講演では「Splunkの再定義(Splunk reimagined)」というテーマの下、Splunkおよび親会社の米シスコシステムズが、企業におけるAI活用を次のレベルへと引き上げるためのビジョンとアプローチを示した。
エージェント時代への移行と、Splunkの再定義
米Splunk(スプランク)は2026年9月14~17日(米国現地時間)、米国コロラド州デンバーで年次コンファレンス「.conf 2026」を開催した(写真1)。
写真1:会場となったコロラド・コンベンションセンター(Colorado Convention Center)は、コロラド州デンバーのダウンタウンに位置する。センターを覗き込むように立つ高さ約12メートルのアート「Blue Bear」(写真左)は、街のシンボルとしても有名基調講演の幕開けを飾ったSplunk シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのカマル・ハティ(Kamal Hathi)氏(写真2)は、「過去1年間におけるAI技術の進化のスピードは、これまでに見たこともないほど劇的だった」と語り、会場に集まった参加者に向けて次のように呼びかけた。
写真2:Splunk シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー カマル・ハティ氏「AIが物事を変えていくスピードは、過去に類を見ないものです。我々はイノベーションのペースを再構築し、AIにおける『信頼』のあり方を根本から見直してきました。組織は世界の動きに取り残されないように備える必要があります」(ハティ氏)
ハティ氏は、そのような時代の中における同コンファレンスのテーマは、「Splunkの再定義(reimagined)」であると語った。基調講演では同テーマに即し、AIに対する信頼の構築と、それを支えるデジタルレジリエンスの確立に基づく、同社の戦略と製品、戦略パートナーシップなどが発表された。
●Next:エージェント時代のセキュリティ・オブザーバビリティ戦略
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