カナダのネットワーク機器ベンダー、NoviFlowが開発した「NoviSwitch」は、インフラレイヤに特化したネットワークスイッチである。その特徴は、NPU(ネットワーク専用プロセサ)の採用による高速処理の実現と、OpenFlowの現行バージョン1.3に備わる機能をフルに生かした設計にある。“100% Pure OpenFlowスイッチ”とも呼べる同製品の特徴について、来日したNoviFlowの創設者でCEOのドミニク・ジョドエン氏と、セールス担当バイスプレジデントのジェスパー・エリクソン氏に聞いた。 聞き手:河原 潤 文:柏木恵子
――まずは、NoviFlowの成り立ちから教えてください。
ジョドエン:2009年に、カナダのモントリオール大学のリサーチプロジェクトとして始まりました。当時はOpenFlowの最初期で、OpenFlowのルーツであるケンブリッジ大学の研究者とも協議しました。製品化するためにNoviFlowを設立したのは2012年で、ケベック州やモントリオール市の出資を受けています。2013年6月に、今回、日本でもNVCから販売が始まったOpenFlow 1.3対応スイッチとしてNoviSwitchをリリースしました。SDN(Software Defined Networking)アーキテクチャにおけるインフラレイヤに特化したOpenFlowスイッチとして、この分野ではマーケットリーダーです。

――どのような背景からNoviSwitchが開発されたのでしょう。
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