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AWS導入支援コンサルティングに力を注ぐアマゾン、日本通運、NTTドコモ、旭硝子の3事例を紹介

2015年4月1日(水)魯 玉芳(IT Leaders編集部)

アマゾンデータサービスジャパン(以下、アマゾン)は2015年3月30日、東京都内でプレス向け説明会を開き、AWSクラウドを導入する企業へのコンサルティングサービス「AWS プロフェッショナルサービス」の紹介を行った。同サービスは、短期~1年以上のプロジェクトベースで提供され、ユーザーは、設計からクラウド移行、運用・改善の各フェーズでの支援が得られるものだ。

国内先行ユーザー3社の取り組み

 発表会で片山氏は、AWS プロフェッショナルサービスの国内事例として、日本通運、NTTドコモ、旭硝子の3社の取り組みをそれぞれ紹介した。

 日本通運は、コスト削減と柔軟性向上を目的に、2018年までに現行システムをプライベートクラウド環境からパブリッククラウドへ全面移行するプロジェクトを進めている。検討の結果、AWSクラウドが選定され、2013年3月からAWS プロフェッショナルサービスの利用を開始した。

 移行プロジェクトを統括する日通情報システム 代表取締役社長の永瀬裕伸氏は以下のようにコメントしている。「クラウドベンダー決定後から、サービスインまでの準備期間は約3カ月であったが、AWS プロフェッショナルサービスを活用することにより、サービス設計/システム導入設計フェーズで、日々発生する問題点や課題を早期に解決することができた。その結果、準備期間を短縮でき、計画どおり、3カ月で日本通運に新しい環境を提供することができた」

 NTTドコモは、AWS利用時のセキュリティに関する標準化ガイドラインを策定する目的で、AWSプロフェッショナルサービスを利用した。支援に沿って、同社はセキュリティ関連ツールを開発しまずは社内に展開。そこでの成果物は現在、「ドコモ・クラウドパッケージ」として外販されている。

 旭硝子は、SAPの開発環境と本番環境の稼働基盤を共にAWS上で構築するプロジェクトを進め、2014年10月よりAWSプロフェッショナルサービスを利用している。その目的は、各システムの品質やセキュリティレベルの確保、運用コストの削減、ガバナンスの強化であった。ここで支援を得て、システム実装運用標準「旭硝子AWS標準」を作成した。

 

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