[市場動向]

住友電工とNEC、AIやIoTを活用したモビリティ事業で協業

2018年2月13日(火)IT Leaders編集部

住友電気工業(住友電工)とNECは、2018年2月9日、自動車部品の企画・開発をはじめとするモビリティ事業において2017年12月から協業を開始したと発表した。第1弾として、自動車をネットワークでつなぐコネクテッド領域から開始し、車両や車外システムに適用可能なハードウェアとソフトウェアの企画開発、実証、製品化を進め、順次事業を拡大していく。

 協業ではまず、コネクテッドカー市場の拡大を見据え、車内と車外をつなぐ次世代向け製品およびサービスの企画・開発を両社で行う。次世代向け製品・サービスを実現するため、住友電工が蓄積する車載製品・技術および交通インフラの知見と、NECが保有するセキュリティ、AI、クラウドなどの技術を活用し、付加価値の高い製品の開発を目指す。

 車載・組み込みにおけるソフトウェア開発も共同で行う。これにより、住友電工はソフトウェア開発のスピード向上や、変革が激しい自動車業界における事業機会の最大化を図る。NECは、AIやIoTなどの技術を有する大規模な開発リソースを提供し、開発の複雑化・大規模化に迅速に対応する。

 住友電工は、モビリティ分野、特に自動車内で利用される車載部品や、交通インフラを支える交通管制システムなどの様々な製品を開発・製造している。NECは社会ソリューション事業に注力しており、AI技術群「NEC the WISE」、IT基盤、クラウドなどの技術や製品・サービスを提供している。

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