伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2018年6月5日、チャットボットを開発・運用するための機能を一通り提供するパッケージソフト「Benefitter(ベネフィッター)」を発表、同日提供を開始した。カスタマイズ開発などのSIサービスとともに提供する。企業のWebサイトやLINEなどのメッセージングアプリなどをセールスプロモーションやカスタマーサポートに利用できる。販売目標は、3年間で3億円。
図1●チャットボット開発運用パッケージ「Benefitter(ベネフィッター)」の概要(出所:伊藤忠テクノソリューションズ)拡大画像表示
Benefitterは、チャットボット(チャットを介した顧客対応をAIで自動化したシステム)を開発して運用するための機能を一通り備えたパッケージソフトである。ユーザー企業のオンプレミス環境やプライベートクラウド環境などに導入して使う。ユーザーに合わせたAIの選定や導入支援、カスタマイズなどのSIサービス込みで提供する。
GUIベースの開発環境を備えており、目的に応じたチャットボットを簡単に作成できるとしている。商品説明や問合せ対応といった、複雑な対話が必要になるケースにおいても、顧客対応を自動化できるとしている。パターン化されてない質問に対しても、AIによって対応する。
運用機能も備える。会話シナリオの制作機能、利用状況の分析機能、複数のメッセージングアプリでのチャットボットの一元管理、顧客特性の判断、シナリオの良否を判定するA/Bテストの実行機能、などの機能を備える。今後は、音声認識機能を追加してスマートスピーカーを介した顧客対応ができるようにする予定としている。
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