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オープンストリーム、予実管理ができる定量的プロジェクト管理ソフト

2018年8月9日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

オープンストリームは2018年8月9日、ソースコードの規模や工数、不具合の数など、ソフトウェア開発プロジェクトの進行過程で発生する定量的なデータを用いて状況を適切に把握できるようにしたプロジェクト管理ソフトの新版「EPM Base Ver. 3.0」を発表した。2018年8月10日から提供する。価格(税別)は、50ユーザーで100万円。

 EPM Baseは、プロジェクト管理ソフトである。最大の特徴は、品質を担保して納期を遵守するための仕組みとして、定量的なデータを使って状況を可視化することである。基本的な定量データ(ソース規模、工数、進捗、品質など)を自動的に収集してグラフ化する。データを分析することなく、状況を視覚的に把握できる。

図1:EVM(Earned Value Management)グラフを使ったコスト予実管理のイメージ(出典:オープンストリーム)図1:EVM(Earned Value Management)グラフを使ったコスト予実管理のイメージ(出典:オープンストリーム)
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 大きく3つの機能、すなわち、(1)データ抽出・生成、(2)データ収集・集計、(3)分析レポーティング、の3つの機能で構成する。

 (1)定量データを自動で収集して集計する。プロジェクトデータは「Redmine」で管理する。Redmineと親和性の高いSubversionやGitなどの構成管理ツールを介して文書やプログラムの変更情報を自動的に収集する。ExcelデータやCSV(カンマ区切り形式)データをRedmineのプラグインを経由して取り込むこともできる。

 (2)規模/工数/工期などの基本データを集計してレポートデータを作成する。処理ツールとしてBIソフトの「Pentaho」を標準で搭載する。時間指定による夜間バッチ処理などもできる。(3)定量データを各種のグラフで表示する。

 今回の新版では、多角的なコスト分析が可能になった。個人別、エンジニアレベル別、役割別に、単価と期間でコストを計算できる。EVM(アーンド・バリュー・マネジメント)グラフを使ったコスト予実管理もできる。

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