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CTC、複数システムにまたがった非構造化データを横断検索できる検索エンジン「Sinequa ES」

2018年10月15日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2018年10月15日、社内外のシステムやクラウドをまたがって、非構造化データを含めた様々な情報を一括で検索できる検索エンジン「Sinequa ES(シネクア・イーエス)」を発表、同日販売を開始した。導入コンサルティングから技術支援までトータルで提供する。販売目標は、ライフサイエンス業界を中心に今後3年間で20億円。価格は、要問い合わせ。開発会社は、フランスのSinequa。

 Sinequa ESは、非構造化データを格納している社内外のシステムやクラウドなどと連携し、複数ソースに対し一括検索を行える検索エンジンである。ファイルサーバーや各種データベースサーバー、メールシステム、Webサイト、SNSなどを総合的に検索し、情報を分析・分類して表示する。自然言語処理と機械学習の機能を備えており、文書からテーマを抽出したり、検索結果をカテゴリ化して精緻化したりできる。

画面1:特定キーワードに関連する社内外情報の検索結果画面(出典:伊藤忠テクノソリューションズ)画面1:特定キーワードに関連する社内外情報の検索結果画面(出典:伊藤忠テクノソリューションズ)
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 検索対象となるシステム、ソフトウェア、クラウドと連携するためのコネクタを、標準で180種類以上搭載している。これまで各システムごとに独立して実施していた検索作業を、Sinequaの検索ポータルから一元的に実施できる。これとは別に、ライフサイエンス業務に特化したソフトウェアやサービスに接続するコネクタも提供する。

 自然言語による検索ができる。日本語、中国語、アラビア語を含む21言語の自然言語処理に対応する。ドキュメントやメール文書などの非構造データについて、自然文検索やカテゴリ化ができる。機械学習を備えており、自分や他のユーザーの検索履歴や参照履歴をベースに、一般的な全文検索よりも高度な検索機能を提供するとしている。

 CTCは、Sinequaの国内初の販売代理店として、導入に際してのコンサルティングや教育、保守サポートに加え、既存システムとの連携などのSIサービスを提供していく。ライフサイエンス分野を中心に、金融業や情報通信業など様々な業界での活用も推進していく。

画面2:Sinequa ESの検索画面(出典:伊藤忠テクノソリューションズ)画面2:Sinequa ESの検索画面(出典:伊藤忠テクノソリューションズ)
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CTC、複数システムにまたがった非構造化データを横断検索できる検索エンジン「Sinequa ES」伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2018年10月15日、社内外のシステムやクラウドをまたがって、非構造化データを含めた様々な情報を一括で検索できる検索エンジン「Sinequa ES(シネクア・イーエス)」を発表、同日販売を開始した。導入コンサルティングから技術支援までトータルで提供する。販売目標は、ライフサイエンス業界を中心に今後3年間で20億円。価格は、要問い合わせ。開発会社は、フランスのSinequa。

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