三菱UFJ銀行は、インターネットバンキングをスマートフォンアプリで利用する際の新たな本人認証機能として、2018年11月21日から生体認証によるログインサービスを開始した。IDやパスワードを入力することなく簡単にログインできる。日立製作所が2018年12月7日に発表した。
三菱UFJ銀行は、インターネットバンキングのオンライン認証手段として、生体認証によるログインサービスを開始した。仕組みとして、オンライン認証の規格であるFIDO(ファイド)に準拠した。スマートフォンが備える指紋認証機能またはスマホカメラによる顔認証を利用して本人を認証する。
生体認証によるログイン機能は、日立製作所が開発した。FIDO仕様を策定しているFIDO Allianceのボードメンバーである米Nok Nok Labsが提供しているFIDO規格対応ソフトを活用して開発した。
FIDO認証の特徴は、ユーザーのデバイス側で認証が完了する仕組みによって、生体情報などの秘密の情報をログイン先のオンラインサーバーと共有しなくてもよいことである。これにより、安全性と利便性を両立できる。
日立は、生体認証分野では、生体情報から秘密鍵をつど生成して認証を行う公開型生体認証基盤(PBI:Public Biometric Infrastructure、図1)など、新たな技術開発に積極的に取り組んでいるほか、指静脈認証を中心に高い市場シェアを持つ。今後、さまざまなオンラインサービスへの生体認証の適用拡大を視野に入れ、同社製品のFIDO対応なども図っていく。
図1:公開型生体認証基盤(PBI:Public Biometric Infrastructure)の概要(出典:日立製作所)拡大画像表示
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



