テクムズは2019年4月23日、AIの活用によって製造品の不具合を目視検査よりも高精度・高速に検出するパッケージソフトウェアを発表した。2019年5月から販売する。製造品のバリ、ヤケ、傷、エグレなどを検出する。オプションで、カメラや照明、ベルトコンベア、セパレータなども用意した。
テクムズは2014年設立、愛知県名古屋市のベンチャー企業。今回、画像認識AIを活用した品質管理ソフトウェアを発表した。黒色ゴム/樹脂系部品や金属部品などを対象に、製造品のバリ、ヤケ、傷、エグレなどを検出する。新たな検査対象をAIに学習させる機能も備える(写真1)。
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最大4台までのカメラから画像を入力し、複数方向からの検査ができる(図1)。画像の最大解像度は4000×3000ドット。検査速度は、0.1mmの傷検出精度で1カ月あたり100万個以上(1日10時間×26日で計算)をうたう。
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オプションも用意した。ソフトウェアをPCにインストール済みとしたアプライアンスのほか、カメラや照明を提供する。検査員が検査対象を置くだけで品質検査を行い、良品/不良品/検査確度低(良品か不良品かの判断が難しい分類)を仕分けるベルトコンベアと仕分装置の機構部材も提供する。
今後は、ソフトウェアの機能拡充を図る。ロボットアームなどとの連携も実現し、品質管理の自動化/無人化を目指す。
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