[新製品・サービス]
アシスト、アジャイル開発を支援する「アジャイル価値共創サービス」を開始
ユーザーの取りくみ段階に応じて6コースを用意
2020年7月2日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)
アシストは2020年7月2日、アジャイル開発に取り組むユーザー企業を支援するサービス「アジャイル価値共創サービス」を開始した。初めてアジャイル開発に取り組む企業から、アジャイル開発を標準化して全社に普及させたい企業まで、ユーザーの取り組み度合いに応じて4段階のサービスを提供する。
アシストの「アジャイル価値共創サービス」は、アジャイル開発に取り組むユーザー企業を支援するサービスである。初めてアジャイル開発に取り組む企業から、アジャイル開発を標準化して全社に普及させたい企業までが対象。導入の度合いに応じて、(1)知る、(2)ためす、(3)実践する、(4)標準化するという4段階のサービスを提供する(図1)。
図1:アジャイル価値共創サービスのステップとコース構成(出典:アシスト)
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4つのステップを、6つのコースでカバーする。(1)知るための「勉強会」、(2)ためすための「ハンズオン」と「共同技術検証」、(3)実践するための「バリューストリームマップ作成支援」と「スタートアップ支援」、(4)標準化するための「スクラムガイド作成支援」である。
6つのコースの概要は表1のとおり。
コース名称 | 期間 | 価格(税別) | 内容 |
---|---|---|---|
アジャイル勉強会 | 1日 | 無料 | アジャイルとは何か、どこから取り組むかなどを解説する勉強会 |
アジャイル・ハンズオン | 2日間 | 50万円 | オープンソースを使い、仮想のプロジェクトを題材として、実際のアジャイル開発プロセスをハンズオン形式で体験(例:Pythonを利用した簡易なWebアプリケーション開発、開発したWebアプリケーションをDockerコンテナとしてデプロイ)。オンサイト・オフサイトどちらも実施可能 |
共同技術検証サービス | 1~3カ月 | 月額120万円 | アジャイルな開発プロセスを構築する際の技術的な課題を共同で検証・解決するサービス(例:社内PaaS(統合開発環境)の企画、設計、実装、運用自動化を前提としたオープンソースの共同検証など)。オンサイトで実施 |
VSM(バリューストリームマップ)ワークショップ | 1日 | 50万円 | 開発リードタイムを短縮するためにバリューストリームマップの作成を支援。既存の開発プロジェクトの場合は、開発プロセスの可視化・ボトルネックの洗い出し、ボトルネックに対する改善策の共同検討・提案、新規プロジェクトの場合は、既存の開発プロセスをベースにした制限や制約の洗い出し、本番デプロイが可能な開発プロセスの共同検討などをオンサイトで実施 |
スタートアップ支援サービス | 3カ月から | 月額120万円から | アジャイルプロジェクトの準備期間からメンバーとして参画し、プロジェクトのファシリテーション、開発メンバーへの技術的支援、プロダクトオーナーへの教育など必要な支援をオンサイトで実施 |
スクラムガイド作成支援サービス | 3カ月から | 月額120万円から | アジャイル開発の成功率を高めるためのガイドライン作成を支援。オンサイトで実施 |