伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2020年7月8日、商業施設や交通機関、公共施設に向けて、ソーシャルディスタンスの定量評価サービスを開始した。ソーシャルディスタンスの確保に伴う待ち行列の発生や集団密度の上昇などを予測して、課題を特定し、対策の効果を評価することで、施設運用を支援する。
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が開始したソーシャルディスタンスの定量評価サービスは、ソーシャルディスタンスの確保に伴う待ち行列の発生や集団密度の上昇などを予測して、課題を特定し、対策の効果を評価するサービスである。交通機関、商業施設、公共施設など、多くの人が利用する施設や待ち行列が発生する施設に向く(図1)。
画面1:ソーシャルディスタンスのシミュレーションイメージ(出典:伊藤忠テクノソリューションズ)拡大画像表示
人の流れやスペースの利用などについて、従来の運用と比較した差異を定量的に評価し、ボトルネックの明確化や解消案の検討を支援する。継続的にデータを収集し、変化する混雑状況を可視化する。
CTCは、シミュレーションの実績が豊富だとしている。製造業の生産ライン、物流センターの人員配置、交通シミュレーション、金融機関の窓口業務など、各種のサービスを提供している。近年では、空港の運用状況について、コスト削減や効率化につながる定量評価サービスを開始している。
サービス提供の背景について同社は、新型コロナウイルスの感染拡大の防止を目的に公共施設がソーシャルディスタンスに対応した運用を始めている一方で、待ち並び列の長大化や待機スペースの不足など、多くの懸念がある状況を挙げる。「影響度合いの把握や原因の特定、対処方法について具体的な方法を検討することが難しい」という。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



