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エフセキュア、Microsoft 365向けのマルウェア/不正URL対策サービスを提供

2020年7月27日(月)IT Leaders編集部

フィンランドF-Secure日本法人のエフセキュアは2020年7月21日、Microsoft 365のメールサーバー(Exchange Online)を安全に利用できるようにするクラウド型のセキュリティサービス「F-Secure Cloud Protection for Microsoft Office 365」を発表した。ファイルにマルウェアなどの不正な攻撃が含まれるかどうかを調べるとともに、メールに含まれるURLが危険かどうかを調べる。2020年8月1日から販売する。

 F-Secure Cloud Protection for Microsoft Office 365は、Microsoft 365のメールサーバー(Exchange Online)を安全に利用できるようにするクラウド型のセキュリティサービスである。ファイルにマルウェアなどの不正な攻撃が含まれるかどうかを調べるとともに、メールに含まれるURLが危険かどうかを調べる。

 F-Secure Cloud Protectionは、バックエンドのクラウドサービス「F-Secure Security Cloud」と連携して動作する。F-Secure Security Cloudは、複数のウイルス対策エンジンやサンドボックスを備える。

 マルウェア対策の場合、F-Secure Cloud Protectionは、ファイルのハッシュ値がローカルキャッシュに載っていない場合(安全かどうかが分からない場合)、バックエンドのF-Secure Security Cloudにファイルを転送してマルウェアかどうかを調べる。

 導入の容易さをうたっている。ソフトウェアのインストール作業などは不要であり、クラウド上の設定画面にMicrosoft 365の情報など必要な情報を入力するだけで利用できるとしている。

 価格 (税別) は、もっとも単価が高くなる24ユーザーまでの場合、1ユーザーあたり年間3500円。25~99ユーザー時は1ユーザーあたり3000円。100~499ユーザー時は1ユーザーあたり2600円。500~999ユーザー時は1ユーザーあたり2500円。

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