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セイコー、NTPサーバー「Time Server」に上位NTP通信に特化したセカンダリモデルを追加

2021年3月5日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

セイコーソリューションズは2021年3月5日、NTP(Network Time Protocol)サーバー専用機「Time Serverシリーズ」のラインアップ拡充を発表した。同年4月1日から販売する。ハイエンドモデル「TS-2560」をベースに、インターネット上の上位NTPサーバーと通信する使い方に特化した「セカンダリタイプ」を用意した。セカンダリタイプとしては、従来機種「TS-2540」の後継にあたり、NTP処理能力を20倍以上に向上させている。価格はオープン。

 セイコーソリューションズの「Time Server」シリーズは、企業内のIT機器の時刻情報を合わせるためのNTP(Network Time Protocol)サーバー専用機である。

 1Uラックマウント型のネットワーク機器であり、社内のサーバー機やクライアントPCからNTPサーバーにアクセスすることで、サーバー機やクライアントPCの時刻を正しい時刻に維持できる。現行機種の「TS-2560」(写真1、表1)は、2019年5月15日から販売している(関連記事セイコーソリューションズ、NTPサーバーのハイエンドモデル「TS-2560」、消費電力を40%削減)。

図1:TS-2560の外観写真1:TS-2560の外観(出典:セイコーソリューションズ)
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 今回、現行機種のTS-2560をベースとした新モデルとして、インターネット上にある上位のNTPサーバーと通信する使い方に特化した「セカンダリタイプ」を用意した。上位のNTPサーバー(最大で10台まで登録可能)との間で時刻を同期する。PCサーバーなどでNTPサーバーを構築することなく、NTPサーバー専用のアプライアンス機器として運用できる。

 これに対して、セカンダリタイプではないTS-2560では、インターネット上にある上位のNTPサーバーではなく、GPS(全地球測位システム)が配信するデータを利用して正確な時刻情報を取得する。インターネットに接続することなくNTPサーバーを運用できる。GNSS衛星として、米国のGPS、日本のみちびき(QZSS)、ロシアのGLONASSを利用する。

 上位のNTPサーバーと時刻を同期するセカンダリモデルの従来機種は、2世代前のハードウェアであるTS-2540だった。今回、現行機種のTS-2560をベースとしたセカンダリモデルを用意したことで、NTPパケットの処理能力は従来比(TS-2540比)で20倍以上に向上した。これにより、1秒あたり1万パケット以上を処理できるようになった。

表1:TS-2560の製品仕様(出典:セイコーソリューションズ)
修正頻度 16秒ごとから
上位NTP登録数 10台
内蔵時計精度 日差プラスマイナス10ミリ秒
NTPパケット処理能力 1秒あたり1万パケット以上
LANインタフェース 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×4
定格電圧 AC100-240V(50/60Hz)
設置方式 ラックマウント(19インチ)
外形寸法 幅425.5×奥行280×高さ44mm(1U)
質量 約3.5kg
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