[事例ニュース]

三原赤十字病院、院内ネットワークを刷新、機器交換時の復旧作業を簡素化

2026年8月7日(金)IT Leaders編集部、日川 佳三

三原赤十字病院(広島県三原市)は、院内ネットワークを全面刷新した。アライドテレシスの運用管理技術「AMF PLUS」と無線LAN管理技術「AWC」を組み合わせ、障害対応や復旧作業を少人数でまかなえる構成とした。無線LANアクセスポイントもWi-Fi 6に切り替え、病棟や救急処置室などの通信環境を安定させている。アライドテレシスが2026年8月7日に発表した。

 広島県三原市の三原赤十字病院は、地域医療の中核病院で、地域災害拠点病院の役割も担う。南海トラフ地震などの大規模災害を想定した事業継続計画(BCP)の策定や訓練にも取り組み、災害時にも医療を継続できる体制づくりを進めている。

 同院は、専任のシステム管理者を置かず、総務・人事・企画などを兼務する2人体制で院内ネットワークの運用を担ってきた。過去にはインターネット系ネットワークが約2日間停止する障害を経験しており、少人数体制での原因切り分けや復旧対応の負担が課題となっていた。

 今回、院内ネットワークを全面刷新した。約10年前のネットワーク刷新時からアライドテレシス製スイッチを採用しており、地元の電気通信工事会社TRCワークシステムを1次窓口とする支援体制を築いてきた。こうした経緯から、今回もアライドテレシス製品を継続採用した。

図1:三原赤十字病院が刷新したネットワークの概要(出典:アライドテレシス)
拡大画像表示

 医療情報系とインターネット系のコアスイッチ、各フロアのスイッチを置き換え、病棟や救急処置室などの無線LAN環境もWi-Fi 6のアクセスポイントに切り替えた。合わせて、アライドテレシス製品に備わる、ネットワーク機器の設定情報を管理して機器交換時の復旧作業を支援する「AMF PLUS」や、電波状況に応じてチャネルや出力を自動調整する無線LAN管理技術「AWC」を組み合わせている。

 切り替え作業は、診療時間中のネットワーク停止を避けるため、フロアごとに夜間や土日を利用して計画的に実施。現在、医療情報系ネットワークに約200台、インターネット系に約100台の端末をつないでおり、平日午前中などアクセスが集中する時間帯でも通信エラーや遅延は発生していない。

 障害対応の負担軽減で特に効果を発揮しているのが、上述のAMF PLUSである。総務課長として同院のシステム管理を担当する村﨑茂一氏は「以前は、スイッチが故障した場合、予備のスイッチを取り付けて設定し直さなければならなかった。今は、故障した機器を送り、戻ってきた機器をTRCワークシステムの技術者が取り付ければ復旧できる」と効果を説明する(関連記事アライドテレシス、ネットワーク統合管理ツール「AMF Plus」を発表、ACLの設定が容易に)。

 刷新後のネットワークは、日々の診療現場における情報の確認・記録を支えている。病棟では、看護師が無線LANでつながったノートPCを使い、患者のベッドサイドで電子カルテに情報を入力している。2022年4月に三菱三原病院と統合した際に継承した歯科口腔外科でも、写真データの活用などで無線LANの活用が広がっている。

関連キーワード

病院 / 日本赤十字社 / アライドテレシス / Wi-Fi 6 / ネットワーク管理 / 広島県 / 三原市

関連記事

トピックス

[Sponsored]

三原赤十字病院、院内ネットワークを刷新、機器交換時の復旧作業を簡素化三原赤十字病院(広島県三原市)は、院内ネットワークを全面刷新した。アライドテレシスの運用管理技術「AMF PLUS」と無線LAN管理技術「AWC」を組み合わせ、障害対応や復旧作業を少人数でまかなえる構成とした。無線LANアクセスポイントもWi-Fi 6に切り替え、病棟や救急処置室などの通信環境を安定させている。アライドテレシスが2026年8月7日に発表した。

PAGE TOP