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[新製品・サービス]

PTCジャパン、製品の点検・検査作業をARで省力化する「Vuforia Instruct」を発表

3次元CADデータで検査部位を指定してAR手順書を作成

2021年6月10日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

PTCジャパンは2021年6月9日、製品の製造工程の品質検査やフィールドメンテナンスにおける点検・検査作業をAR(拡張現実)で省力化するクラウドサービス「Vuforia Instruct」を発表した。同年6月21日から提供する。製品の3次元CADデータを利用してARを活用した対話型の作業手順書を作成する。AR手順書によって、どこに行ってどの部位を検査すればよいのか、検査部位があるべき姿になっているかどうかなどを容易に把握できる。

 PTCジャパンの「Vuforia Instruct」は、製品の製造工程の品質検査やフィールドメンテナンスにおける点検・検査作業をAR(拡張現実)で省力化するクラウドサービスである(図1)。ARを活用した対話型の作業手順書を作成する。AR手順書によって、どこに行ってどの部位を検査すればよいのか、検査部位があるべき姿になっているかどうかなどが分かる。

図1:製品の製造工程の品質検査やフィールドメンテナンスにおける点検・検査作業をAR(拡張現実)で省力化する(出典:PTCジャパン)図1:製品の製造工程の品質検査やフィールドメンテナンスにおける点検・検査作業をAR(拡張現実)で省力化する(出典:PTCジャパン)
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 特徴は、3次元CADデータを使って手順書を作成する点である。CADデータにより、製品のどの部分を検査するのか、どの部品に注目すべきかをARで示す。マーカーを使って、検査が必要な場所に作業者を誘導したり、検査場所に到着した作業者に検査部位をピンポイントで指し示したりできる。CADデータと現物をARで重ね合わせることで、製品が本来あるべき姿かどうかも分かる。

 AR手順書では、CADデータによる検査部位の情報に加えて、文字による説明や、写真や動画による確認内容の指示などを含めることができる。電子化した手順書なので、検査結果や検査時の気づきなどをフィードバックすることもできる。

 サービス投入の背景としてPTCジャパンは、製造業の約67%が紙ベースのマニュアルを使って検査をしている状況を挙げ、次のように説明する。「紙の場合、どの場所に行けば検査ができるのか分からないほか、自分が目にしている製品の現状が、製品のあるべき姿なのかを調べるのが困難である(図2)。これらの課題をAR手順書で解決する」

図2:紙のマニュアルを使った製品検査には課題がある(出典:PTCジャパン)図2:紙のマニュアルを使った製品検査が抱える課題(出典:PTCジャパン)
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