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KandaQuantum、業務で発生するタスクを適切な従業員に割り当てるツール「calqtask」を開発
2021年7月20日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)
KandaQuantumは2021年7月20日、業務で発生するタスクを適切な従業員に割り当てるツール「calqtask」を開発したと発表した。業務で生じるタスク(仕事)を入力することによって、そのタスクを処理するべき人材を適切に割り当てられる。要素技術として、ディープラーニング(深層学習)と量子アニーリング技術を利用している。
KandaQuantumの「calqtask」は、業務で発生するタスクを適切な従業員に割り当てるツールである。業務で生じるタスク(仕事)を入力することによって、そのタスクを処理するべき人材を適切に割り当てることができる。要素技術として、ディープラーニング(深層学習)と量子アニーリング技術を利用している。
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図1の例は、「post an article about quantum matching tool to PRtimes(量子マッチングツールに関する記事をPRtimesに投稿する)」という旨のタスクを、ディープラーニングを用いた自然言語処理によって事務職の仕事と判断し、アニーリングソルバーが最適な人材として事務員に割り当てるフローを意味している。
同ツールを、同社が発表済みのプロジェクト管理ツール「calqPM」と組み合わせて使うことで、プロジェクト管理を全自動化できる(関連記事:KandaQuantum、プロジェクトのスケジュールを量子アニーリングで生成・提案するツールを開発)。
calqPMは、ソフトウェア開発プロジェクトのスケジュールを、量子アニーリングを用いて自動で提案するツールである。タスク、タスクを施行する人材、締め切りを入力することで、スケジューリング結果をガントチャートとして出力する(図2)。
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