[市場動向]

U-22プログラミング・コンテスト2022、作品ジャンルに「アート」を追加

2022年4月1日(金)IT Leaders編集部

U-22プログラミング・コンテスト実行委員会は2022年4月1日、「U-22プログラミング・コンテスト2022」の応募要項を発表した。U-22(22歳以下)世代に向けて、プログラミング技術を活用して自身のアイデアを形にしたオリジナルのアプリケーションやサービスを評価するコンテストで、通算43回目の開催となる。今回、作品ジャンルに「アート」が追加されている。応募期間は同年7月1日~8月31日の2カ月間。

 「U-22プログラミング・コンテスト」は、プログラミング技術を活用して、自身のアイデアを形にした、オリジナルのアプリケーションやサービスを評価するコンテスト。今年で通算43回目の開催となる。受賞者には副賞に加えて、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)未踏事業への推薦をはじめ、成長を促すためのステップアップの道も用意している。

 今回、新たな試みとして、作品ジャンルに「アート」が追加され、翌2023年のキービジュアルを募集する「U-22キービジュアルコンテスト」を併催する。U-22プログラミング・コンテスト実行委員会によると、プログラミング以外でも、U-22世代のクリエイターが世に発信できる機会を増やす目的という。「NFTやデジタルアートに注目が集まる中、ジャンルにアートが加わったことで、プログラミングの新たな可能性・広がりに期待している」(同実行委員会)

 同実行委員会は、プログラミングを取り巻く状況として、2022年4月から高校の履修科目「情報Ⅰ」がスタートし、2025年には大学の共通テストに「情報」が加わることを挙げている。「今後、求められる資質・能力には、『主体的・対話的で深い学び』が必要とされ、机上の与えられた知識だけではなく、身の回りの情報を整理・考察し、新たな糸口を見出すといったプロセスも自分の力で行うことが求められている」(同実行委員会)

 コンテストの応募期間は2022年7月1日~8月31日の2カ月間。開催スケジュールの詳細は公式サイトに記載されている。同コンテストのメディアスポンサーとして、IT Leadersは、コンテストをきっかけに、プログラミングやアート/クリエイティブの世界での、才能ある若き人材の登場と活躍に期待している。

図1:U-22プログラミング・コンテストのキービジュアル(出典:U-22プログラミング・コンテスト実行委員会/運営事務局)
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