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秘密分散による情報漏洩対策「ZENMU Virtual Drive」新版、海外展開企業向けに英語UIを追加

2022年8月2日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ZenmuTechは2022年8月1日、情報漏洩対策サービス「ZENMU Virtual Drive Enterprise Edition(ZEE)」を「バージョン1.0.3」にバージョンアップした。秘密分散方式を採用した情報漏洩対策ツールで、新版では、海外支社での利用など多言語対応の要望に応え、英語版OS使用時に設定画面を英語表記にする機能が加わった。価格(税別)は月額1800円で契約は1年単位。

 ZenmuTechの「ZENMU Virtual Drive」は、データを分割して無意味化する秘密分散方式を採用した情報漏洩対策サービスである(関連記事ZenmuTech、秘密分散による情報漏洩対策の新製品「ZENMU Virtual Drive」、管理機能を強化)。

画面1:「ZENMU Virtual Drive Enterprise Edition」の「英語対応版」における設定画面(出典:ZenmuTech)
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 「ZENMU Virtual Drive Enterprise Edition(ZEE)」の新版となる「バージョン1.0.3」では、英語のUIを追加した。英語版OS使用時に、設定画面が英語表記になる。海外支社での利用など、多言語対応の要望に応えた形である(画面1)。

 なお、ZENMU Virtual Driveは、ファイルを2つに分割し、1片をPCの内蔵ディスクに、もう1片をクラウドストレージやUSBメモリーなどの外部ストレージに分散保管する仕組み。2片が揃わないとデータを読み取れないので、1片が漏洩しても情報は漏洩しない。

 Windows 10/11上に専用のクライアントソフトウェアをインストールして使う。Windows上に作成した仮想ドライブ(ZENMUドライブ)が秘密分散の対象になる。ファイルをZENMUドライブに保存すると、自動的にデータを分散保存する仕組みである。

 ZenmuTechによると、VDI(デスクトップ仮想化基盤)やリモートアクセスの性能低下を解決するための代替手法として、通常のPC(FAT-PC)を安全に利用する「セキュアFAT」の導入が増えているという。セキュアFATを実現する製品としてZEEを位置づけている。

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