KDDIは2022年12月12日、法人向けインターネット接続サービス「KDDI Flexible Internet」を発表した。2023年1月4日から提供する。 ユーザーの用途や環境から求めるアクセス回線や帯域などに応じて19種類のプランを提供する。
KDDIの「KDDI Flexible Internet」は、法人向けのインターネット接続サービスである。ユーザーの用途や環境から求めるアクセス回線や帯域などに応じて19種類のプランを提供する（図1、表1）。
図1：法人向けインターネット接続サービス「KDDI Flexible Internet」の概要（出典：KDDI）拡大画像表示
クラウド利用によるトラフィック増加の対策として、センターや拠点からインターネットに接続する用途に適した大容量プランやアクセス回線を提供する。
アクセス回線は、電力系通信事業者の光ファイバーとNTT東西の光ファイバーから選択する。両方のアクセス回線を利用することでインターネット回線の冗長化も図れる。
帯域は、大容量データの送受信に向く帯域確保型と、帯域確保型より安価な帯域共有型があり、10Mbit/sから10Gbit/sまでの中から選択する。
KDDI Flexible Internetを提供する背景を、KDDIは次のように説明している。「テレワークの普及やクラウド化が進む中、企業のネットワークにおいて閉域網のイントラネットだけでなくインターネットの需要が高まっている。また、自然災害などに備えたインターネットの冗長化や、クラウドサービスの利用拡大による通信トラフィックの増加など、企業がインターネットに求める要件が多様化している」。
| 帯域プラン | アクセス回線 | 帯域量 | 固定IPアドレス数 | 月額料金（税込み） |
|---|---|---|---|---|
| 帯域確保型 | Ethernet （電力/NTT） |
1Gbit/s | 8個～ | 52万2500円 |
| 300Mbit/s | 29万1500円 | |||
| 200Mbit/s | 25万8500円 | |||
| 100Mbit/s | 22万7500円 | |||
| 10Mbit/s | 7万7000円 | |||
| 帯域共有型 | FTTH （電力/NTT） |
1Gbit/s | 1個 | 2万735円 |
| 8個 | 3万1735円 | |||
| フレッツ （ISPのみ） |
10Gbit/s | なし（動的IPアドレス） | 8800円～ | |
| 1個 | 1万9800円～ |
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| 8個 | 3万800円～ |
|||
| 1Gbit/s | なし（動的IPアドレス） | 3443円～ | ||
| 1個 | 1万780円～ | |||
| 8個 | 2万680円～ | |||
| フレッツ （回線込み） |
10Gbit/s | なし (動的IPアドレス) | 1万6500円～ | |
| 1個 | 2万7500円～ | |||
| 8個 | 3万8500円～ | |||
| 1Gbit/s | なし（動的IPアドレス） | 1万1033円～ | ||
| 1個 | 1万8370円～ | |||
| 8個 | 2万8270円～ |
