さくらインターネットは2024年10月17日、仮想ルーター「さくらのクラウド版vRX」を同年10月24日から提供すると発表した。IaaS「さくらのクラウド」上で、ヤマハの仮想アプライアンス型仮想ルーター「vRX」の機能を提供する。料金(税込み)は基本ライセンスの100Mbpsプランが月額6500円。VPN接続拠点数はオプションで拡張でき、10拠点で月額550円。
さくらインターネットの「さくらのクラウド版vRX」は、IaaS「さくらのクラウド」で利用可能なヤマハの仮想アプライアンス型仮想ルーター「vRX」サービスである。さくらのクラウド上のコントロールパネルからネットワーク構成などの設定を変更できる(図1)。
図1:「さくらのクラウド版vRX」の構成図(出典:さくらインターネット)拡大画像表示
vRXは、ヤマハがこれまで提供してきたルーター機器とソフトウェアの大半を共通化したソフトウェアルーターである。既存のハードウェアルーターの大多数のコマンドをそのまま利用できるのが特徴である(関連記事:ヤマハ、仮想ルーター「vRX」を発表、AWS版を2019年9月に提供)。
ハードウェアルーターのようにスペックが固定されず、導入するライセンスやインスタンスタイプを変更することで、速度やVPN(L2TP/IPsec)の接続拠点数などをスケールできる。
vRXの最初のサービスはAmazon EC2で動作するAMI(Amazon Machine Image)版で、2019年9月に提供開始。2020年11月にはオンプレミスなどのVMware環境で動作するVMware ESXi版を提供している。
さくらのクラウド版vRXの料金(税込み)は、基本ライセンスの100Mbpsプランが月額6500円。VPN接続拠点数はオプションで拡張でき、10拠点で月額550円。さくらインターネットは今後、基本ライセンスに500Mbpsプランの追加を検討している。
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