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障害状況を可視化して従業員体験を高める「ネットワークパス自己監視サービス」─日立ソリューションズ

2025年2月5日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日立ソリューションズは2025年2月5日、ネットワーク監視サービス「ネットワークパス自己監視サービス」を提供開始した。企業内および広域ネットワークのアクセス状況を監視・分析し、障害の発生箇所や影響範囲を従業員が利用するデバイスにリアルタイムで表示する。ネットワークにつながらないストレスや不満を緩和するとしている。料金は個別見積もりで、別途、性能監視ツール「Cisco ThousandEyes」の契約が必要。

 日立ソリューションズの「ネットワークパス自己監視サービス」は、企業内および広域ネットワークのアクセス状況を監視・分析し、障害の発生箇所や影響範囲を、従業員が利用するPCやモバイルデバイスなどにリアルタイムで表示するサービスである(図1)。

図1:「ネットワークパス自己監視サービス」の概要と適用効果(出典:日立ソリューションズ)
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 個々の業務システムへのつながりやすさを、緑色/黄色/赤色の3段階で表示する。つながりにくくなっているシステムの詳細画面では、システムへのネットワーク経路のうち、どの場所でつながりにくい障害が発生しているのかが分かる(図2)。

図2:従業員のデバイスに表示する、障害発生箇所・影響範囲のイメージ(出典:日立ソリューションズ)

 業務中、ネットワークにつながらないことによる従業員のストレスや不満を緩和するとしている。ITサポート部門においても、障害の発生箇所や影響範囲を特定・連絡することで、従業員からの問い合わせが減り、復旧作業に専念できる。

 ネットワーク構成情報やアクセス経路の稼働状況・レスポンス性能の情報は、性能監視ツール「Cisco ThousandEyes」を用いて収集する(関連記事自社サイトやSaaSの体感性能を可視化、ヤフーとリコーがネットワーク性能監視「ThousandEyes」を利用)。

 ThousandEyesは、監視・性能測定エージェントを各対象に配置し、エージェント/Webサイト間のエンドツーエンドの通信を監視する。通信内容とネットワーク経路情報を収集すると共にレスポンスを測定する。

 ネットワークパス自己監視サービスの料金は個別見積もりで、別途、ThousandEyesの契約が必要である。

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