米SAS Instituteは2025年5月7日(米国現地時間)、組織のAIガバナンス成熟度を評価する「AIガバナンス・マップ」を公開し、アドバイザリーサービスを開始した。各組織が「AIガバナンスの、どの段階に位置しているか」を見極め、個別にアクションプランを提供する。
米SAS Instituteの「AIガバナンス・マップ」は、企業・組織の現時点でのAIガバナンス成熟度を評価する図であり、これを基にしたアドバイザリーサービスである(図1)。各組織が「AIガバナンスの、どの段階に位置しているか」を見極め、個別にアクションプランを提供する。
図1:組織の現在のAIガバナンス成熟度を評価する「AIガバナンス・マップ」(出典:米SAS Institute)拡大画像表示
最初にオンラインでアセスメントを実施し、組織が「AIガバナンスの、どの段階に位置しているか」を見極める。さらに、次のステップに向けて、カスタマイズしたレポートと、アクションプランを提示する。レポートでは、監視、コンプライアンス、運用、文化において同業他社と比較して評価する。
最初に簡単な打ち合わせを行うことで、AIガバナンスが顧客にとってどのような意味を持つのかを深く考えられるように支援する。信頼性の高いAIの実現を支援し、戦略と戦術についてアドバイスを提供すると共に、個別のビジネスニーズに合わせてAIガバナンスツールをカスタマイズする。専門家や同業者にもアクセスできるようにする。
SASは、「AIガバナンスはリスク管理だけではない。イノベーションを加速する戦略的な手段であり、AIの信頼性を高める。単なる保護対策ではなく成長の原動力として捉える必要がある」と指摘する。「強固なAIガバナンスの体制は、消費者、ステークホルダー、市場との間で長期的な信頼関係を構築するうえで、重要な差別化要因になる」(同社)。
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