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イメージバックアップ新版「Arcserve UDP 11」、Proxmox VEをエージェントレスで保護

Arcserve CRSに仮想アプライアンス版を追加

2026年7月21日(火)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)

Arcserve Japanは2026年7月17日、イメージバックアップソフトウェア新版「Arcserve Unified Data Protection(UDP)11」とバックアップデータ専用ストレージソフトウェア新版「Arcserve Cyber Resilient Storage(CRS)2」を発表した。いずれも同年8月17日から提供する。両製品とも新版では、サーバー仮想化環境の運用容易性や耐障害性を高めている。

 Arcserve Japanの「Arcserve Unified Data Protection(UDP)」は、イメージバックアップソフトウェアである。OSを含めたシステムイメージをまるごとブロックレベルでバックアップする。前回のバックアップ時からの差分のみを転送する増分バックアップや、バックアップ対象サーバー側でのデータ重複排除など、バックアップ量/時間を短縮する機能に注力している(画面1関連記事イメージバックアップ新版「Arcserve UDP 9.0」、全エディションでバックアップデータの健全性を確認可能に)。

画面1:「Arcserve Unified Data Protection(UDP)」の設定画面例(出典:Arcserve Japan)
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 バックアップ対象マシン(Windows、Linux)に導入するエージェントソフトウェア、バックアップスケジュールを管理する管理コンソール、バックアップイメージを格納する復旧ポイントサーバーで構成する。仮想マシンはサーバー仮想化基盤と連携し、エージェントレスでバックアップできる。

 新版の「Arcserve UDP 11」では、連携するサーバー仮想化ソフトウェアを拡充した。VMware ESXi、Hyper-V、Nutanix AHVの3種類の仮想マシンに加え、新たにProxmox Virtual Environment(Proxmox VE)の仮想マシンをエージェントレスでバックアップできるようにした。

 加えて、バックアップデータ(復旧ポイント)のマルウェアスキャン(Microsoft Defender)を高速化した。前回のスキャンから変更/追加したファイルだけを増分スキャンできるようにした。さらに、耐障害性を高めたWindows向けファイルシステムであるReFS(Resilient File System)ボリュームのバックアップデータもスキャンの対象に加えた。

 また、Arcserve UDPのバックアップデータを格納するクラウドストレージサービス「Arcserve Cloud Cyber Resilient Storage(Cloud CRS)」に、西日本リージョンが加わった。東日本リージョンのデータ避難先として利用できるほか、西日本のユーザーは距離が近い場所にバックアップデータを格納できる。

 Arcserve UDPのバージョンアップと合わせて、オンプレミス環境のPCサーバーにインストールするストレージソフトウェア「Arcserve Cyber Resilient Storage(CRS)」の機能を強化した新版「Arcserve CRS 2」をリリースする。

 Arcserve CRSは、ランサムウェアなどのサイバー攻撃に対するバックアップデータの保護に特化したイミュータブル(書き換え不能)ストレージを構成する。ハードウェアアプライアンスの「Arcserve Cyber Resilient Storage Appliance(CRS Appliance)」も選べる。

 新版のCRS 2では、サーバー仮想化環境で動作する仮想アプライアンス版を追加している。また、ネットワークインタフェース(NIC)をアクティブ/スタンバイ型で冗長化し、耐障害性を高めている。

 いずれの製品も2026年8月17日から提供を開始する。料金(税別)は、Arcserve UDP 11の買取ライセンスが15万1000円(1年間のメンテナンスを含む)から。サブスクリプションライセンスが年額5万2000円から。Arcserve CRS 2のサブスクリプションライセンスが容量1TBで年額4万7000円。

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