SBテクノロジー（SBT）は2025年6月5日、米BlueVoyantのセキュリティ運用管理ツール「Cyber Defense Platform」を販売開始した。サプライチェーンのサイバーリスク評価、自組織のセキュリティアセスメント、脆弱性管理、ダークウェブの監視を一元管理することができる。
SBテクノロジー（SBT）の「Cyber Defense Platform」は、BlueVoyantが開発したセキュリティ運用管理ツールである。ネットワーク、エンドポイント、サプライチェーンの脅威を、AI技術と人間の知見を基にリアルタイム監視してサイバー脅威対策を行う。
図1：セキュリティ運用管理ツール「Cyber Defense Platform」が備える機能（出典：SBテクノロジー）拡大画像表示
脅威検知・対処の技術を用いて、攻撃者から社内ネットワーク、クラウドインスタンス、コンテナ、エンドポイントを保護する。導入済みのEDR（エンドポイント検知・対処）、ログを収集・分析するSIEM（セキュリティ情報/イベント管理）、クラウドセキュリティツールなどを効果的に活用できるとしている。
加えて、フィッシングサイト、なりすましドメイン、ダークウェブなどを監視し、なりすましやデータ漏洩を検出することで、サイバー脅威がビジネスや顧客に影響を与える前に排除を行う。
取引先や関連会社などサプライチェーン上のセキュリティ問題を特定・検証・評価し、具体的な解決策を通知する機能も備える。継続的な監視・修復の支援やアンケート機能などによって、ユーザー企業自身でサプライチェーンのセキュリティリスクに対処可能にする。
