豊郷町役場(所在地:滋賀県犬上郡豊郷町)、NTTデータ ルウィーブ、サイバーリンクの3者は2026年4月28日、国の登録有形文化財である豊郷小学校旧校舎群を訪れる来場者を対象に、顔認証技術を用いた属性分析調査を始めると発表した。人流の可視化によって観光地のプロモーション施策の検討に役立てる。調査は同年4月29日に始める。
滋賀県犬上郡に位置する豊郷小学校旧校舎群は、建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した歴史的建造物で、国の登録有形文化財に指定されている。アニメ作品のモチーフになったとされることから、全国各地のファンが訪れる「聖地巡礼の地」として人気が高い。映画やテレビドラマなど映像作品のロケ地にも選ばれている。
豊郷町はこれまで、観光資源を生かした効果的な誘客プロモーションに向け、来場者数などの現状把握を試みてきた。しかし、正確かつ継続的なデータの取得が難しかった。
今回の取り組みでは、敷地内の要所と最寄り駅に顔認証システムを設け、推定した年代・性別、来場人数、来場時間帯などのデータを取得・分析し、来場者の属性と人流を可視化する(画面1)。
- 設置場所:豊郷小学校旧校舎 正面入口および観光案内所、豊郷駅(近江鉄道本線)
- 実施期間:2026年4月29日から9月30日まで(約5カ月間)
画面1:来場者の性別・年代を解析するイメージ(出典:豊郷町役場、NTTデータ ルウィーブ、サイバーリンク)拡大画像表示
顔認証にはサイバーリンクのAIシステム「FaceMe Security」を用いる。NTTデータ ルウィーブが、システムの設置・運用からデータの集計・解析までを担う。豊郷町は得られた結果をもとに、聖地巡礼層を含む来場者の傾向を把握し、年代・性別に応じた情報発信やイベント企画など、観光プロモーション施策の立案に生かす。
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