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愛知県のアオキスーパー、電子棚札システムを導入、2026年中に全51店舗に展開

2025年7月16日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アオキスーパー(本社:愛知県名古屋市)は2025年7月16日、同社チェーン店舗に電子棚札を導入すると発表した。BIPROGYの電子棚札システム「BIPROGY ESL SaaS」を採用して同月から順次導入を開始し、2026年中に全51店舗への展開を完了する計画である。

 アオキスーパーは、愛知県下で51店舗の食品スーパーマーケットを運営している。同社では、特売やタイムセール時の価格変更、産地変更など、日々の値札作成・印刷・交換作業が店舗スタッフの負担になっていたという。

 この課題を解決するため、BIPROGYのクラウド型電子棚札システム「BIPROGY ESL SaaS」と、韓国SOLUMの4色(黒、白、赤、黄)表示可能な電子棚札「Newton ESL」を導入した。BIPROGYは、システムの構築から運用・保守までトータルで支援する(写真1)。

写真1:アオキスーパーが全店舗に導入する電子棚札のイメージ(出典:アオキスーパー)
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 電子棚札の導入により、価格や産地の変更に伴う値札の交換作業を軽減するほか、レジシステムとの連携によって売価不一致を防ぐ。さらに、賞味期限が迫った商品の棚札を点滅させる機能により期限管理を効率化する。

 2026年中に全51店舗への展開を完了する計画である。アオキスーパーはこれまで、「ディスプレイ付き販売ロボット」の店舗導入や「レジ専用椅子」の全店配備といった施策を行ってきた。今回の電子棚札を通じ、作業負担の軽減と業務効率化を推し進め、より働きやすい店舗環境を実現するとしている。

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