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「ConoHa VPS byGMO」がMCPに対応、自然言語でサーバーを設定/管理─GMOインターネット

2025年7月24日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

GMOインターネットは2025年7月23日、VPS(仮想プライベートサーバー)サービス「ConoHa VPS byGMO」を自然言語で設定できるようにした。生成AIツールとの連携プロトコルであるMCPを介してVPSを設定する機能のベータ版をGitHubで公開している。ネットワーク管理者は、AIと自然言語で対話しながら環境構築やサーバー運用が行える。

 GMOインターネットの「ConoHa VPS byGMO」は、VPS(仮想プライベートサーバー)サービスである。クラウド上の仮想サーバーをユーザー専用のサーバー環境として利用する。GUI管理コンソールやWeb APIを介してVPSの設定や操作が行える。

画面1:「ConoHa VPS MCP Server」を公開しているGitHub画面(出典:GMOインターネット)
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 今回、生成AIツールとの連携プロトコルであるMCP(Model Context Protocol)に対応し、これを介して自然言語を使ってVPSを設定・操作できるようにした。MCPサーバー機能のベータ版をGitHubで公開している(画面1)。

 ネットワーク管理者は、MCP接続に対応した生成AIサービス(Claude、GitHub Copilotなど)から、自然言語で対話しながらVPSを使って環境構築やサーバー運用が行える(画面2

画面2:GitHub CopilotからMCPを介して自然言語でVPSを操作している画面(出典:GMOインターネット)

 例えば、「4コアのサーバーを1個作って」とユーザーが入力すると、AIがユーザーに代わってサーバーを新規構築する。また、「おすすめのサーバー構成を教えて」と指示すると、AIが用途に適したCPU/メモリー/ストレージの構成を提案する。

 表1は、MCP経由で利用可能な主な機能である。

表1:ConoHa VPSのMCPサーバーで利用可能な主な機能(出典:GMOインターネット)
カテゴリ 主な対応機能
サーバー 作成 / 削除 / 起動 / 停止 / リサイズ / コンソール接続
ボリューム 作成 / 削除 / 更新
イメージ 一覧取得
SSHキーペア 作成 / 削除
セキュリティグループ 作成 / 削除 / 更新
セキュリティグループルール 作成 / 削除
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GMOインターネット / VPS / MCP / 生成AI

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