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OpenStack/KVMベースのクラウド基盤ソフトウェア「Virtuozzo Hybrid Infrastructure」

2025年7月18日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Virtuozzoは2025年7月18日、OpenStackベースのHCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャ)ソフトウェア「Virtuozzo Hybrid Infrastructure 7.0」を発表した。KVMベースの仮想マシン実行環境、オートスケール機能、分散ストレージ、負荷分散装置、SDN、などの機能を一通り揃える。複数台にインストールしてクラスタ構成を組むことで、クラウド基盤のように運用可能である。

 Virtuozzoの「Virtuozzo Hybrid Infrastructure 7.0」は、OpenStackベースのHCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャ)ソフトウェアである。KVMベースの仮想マシン実行環境、分散仮想ストレージ、オートスケール機能、負荷分散装置、SDN、といった機能群を一通り揃える(図1)。

図1:「Virtuozzo Hybrid Infrastructure 7.0」が提供する機能(出典:Virtuozzo)
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 複数台にインストールしてクラスタ構成を組むことで、クラウド基盤のように運用可能である。オートスケール機能を持っており、システム負荷に応じて自動的にリソースを増減できる。動作中の仮想マシンを別の物理サーバーに移動するライブマイグレーションも可能である(表1)。

表1:「Virtuozzo Hybrid Infrastructure 7.0」の主な特徴(出典:Virtuozzo)
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 GPU仮想化機能も持つ。物理サーバーが搭載しているGPUの能力を仮想マシンから利用可能である。これにより例えば、GPUを使うAIアプリケーションの開発・実行にも対応可能である。

 同社によると、日本語ガイドやドキュメントが充実しているという。日本語のUIを提供しているため、最短2時間でPoC(概念検証)環境を構築可能だとしている。検証用の環境は無償でダウンロード可能であり、管理コンソールを実際に試せるサンドボックス環境も用意している。

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Virtuozzo / OpenStack / KVM / HCI

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