八洲電機と日立システムズは2026年1月7日、水冷サーバー用直接液冷システムのSIサービスを共同で提供すると発表した。カナダCoolIT Systemsの直接液冷システム(DLC)を販売から導入・据え付け・試運転・保守まで一貫して提供する。八洲電機のDLCにおける技術ノウハウと、日立システムズの24時間365日の保守サポート体制を組み合わせて、高性能サーバーの導入・運用負担の軽減と安定稼働を支援する。
八洲電機と日立システムズは、水冷サーバー用直接液冷システムのSIサービスを共同で提供する。カナダCoolIT Systemsの直接液冷システム(DLC)を販売から導入・据え付け・試運転・保守まで一貫して行う(写真1)。
写真1:DLC据え付け作業と保守点検の様子(出典:八洲電機、日立システムズ)拡大画像表示
両社の協業体制の下、八洲電機およびグループ会社の八洲ファシリティサービスがDLCの販売、据え付け、試運転、修理、保守に関する現場技術力を提供する。一方、日立システムズは全国規模のサービス拠点と24時間365日の受付・駆けつけ対応を可能とするマネージドサービス、データセンター保守ビジネスの知見を提供する(図1)。
図1:水冷サーバー用直接液冷システムの販売から保守までを一貫して提供するサービスの流れ(出典:八洲電機、日立システムズ)拡大画像表示
先行事例として、デル・テクノロジーズが大阪と東京のデータセンターに新設した水冷サーバーにおいて同サービスを採用。据え付けから試運転までの作業を終え、2026年1月より保守サービスを利用している。
八洲電機と日立システムズはサービス提供の背景として、生成AIの急速な普及やHPC(High Performance Computing)へのニーズ拡大などによって、高性能半導体の発熱量が著しく増加していることを挙げる。「従来の空冷システムではデータセンターの熱管理が困難で、サーバーを液体で直接冷却するDLCへの注目が高まっている」(両社)。
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