オープンソースソフトウェア(OSS)のサポートサービスを手がけるSRA OSSは2026年3月17日、分散型ストリーミングシステム「Apache Kafka」の導入を支援する「Apache Kafkaコンサルティングサービス」の提供を開始した。 PoC(概念実証)から設計・導入までを一貫して支援する。
SRA OSSは、オープンソースソフトウェア(OSS)のサポートサービスを手がけている。今回提供を開始した「Apache Kafkaコンサルティングサービス」は、OSSの分散型ストリーミングシステム「Apache Kafka」(図1)を使いたい企業に向けて、ヒアリング、PoC(概念実証)、設計、導入までを一貫して支援する。
図1:分散型ストリーミングシステム「Apache Kafka」のアーキテクチャ(出典:SRA OSS)拡大画像表示
背景として、Webアクセスログの集約やIoT機器からのストリームデータ収集、データベース更新時のCDC(変更データキャプチャ)など、刻一刻と変化するデータをリアルタイムに取り込んで分析する需要が高まっている。Apache Kafkaはこのためのミドルウェアであり、システム同士のデータ連携を疎結合化する。
Apache Kafkaの基本的な仕組みはシンプルである。データを送り出す側のシステム、データを受け取る側のシステム、両者間でデータを仲介・蓄積する中継サーバーの3者で構成する。中継サーバーを複数台並べてクラスタを組むことで、単一障害点をなくすとともに、スループットを水平に拡張可能である。
従来のメッセージキューとの違いは、受信したデータを読み取った後も一定期間保持し続けることである。通常のキューはデータを受け取り側が処理すると削除するが、Apache Kafkaでは複数のシステムが同じデータを読み取ることができ、障害後に任意の時点から再処理することも可能である。
今回提供を始めたコンサルティングサービスに加えて、2026年5月頃にはサポートサービスもリリースする。これにより、導入後の運用まで包括的に支援する。
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