NTTデータは2026年6月8日、Google Cloudとのグローバルパートナーシップに基づき、生成AI「Gemini Enterprise」とグループウェア「Google Workspace」のライセンス販売を開始した。これまで提供してきた導入支援サービス「アクセラレーションプログラム」とライセンス販売を一体化した提供モデルを国内向けに展開する。
NTTデータは、生成AI「Gemini Enterprise」の導入支援サービス「アクセラレーションプログラム」を提供してきた。導入支援に加えて、AIの利用を推進する組織「Center of Excellence(CoE)」の立ち上げと運営支援、利用者向け研修、ユースケースの創出、業務適用の伴走、AIエージェント構想の策定までを提供する。
今回、Gemini EnterpriseとGoogle Workspaceのライセンス販売を新たに始め、導入支援サービスと一体化して提供する体制を整えた。これにより企業は、AIツールの調達から定着・成果創出までをNTTデータに一括して委ねられるようになった。
また、業界横断・業界特化のユースケースをカバーする最大500種類のAIエージェントをGoogle Cloudと共同で開発する。再利用可能なユースケースや開発基盤を整備することで、各地域・各業界におけるAI活用の高度化を図る。
東京商工リサーチが2026年4月に公表した調査によると、大企業の59.1%が組織として生成AIの利用を推進する一方、活用の中心は依然として既存業務の効率化にとどまっている。NTTデータは、ツール調達と導入支援を一括して担うことが企業のAI活用加速に有効と判断し、ライセンス販売を始めた。
NTTデータは今回の取り組みを、2025年8月に締結したGoogle Cloudとのグローバルパートナーシップに基づく日本市場向けの具体的な提供モデルと位置づける。同社はさらに、AIエージェントを業務プロセスに組み込む「Agentic Enterprise」の実現を中長期の目標に据える。
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