TISは2026年6月17日、「ServiceNow」のSIサービス「ServiceNowオファリングサービス」の提供を開始した。課題領域ごとに用意した6つのメニューと事前のFit&Gap分析により、過剰なカスタマイズや導入後の運用負荷を抑え、適切な範囲で導入できるように支援する。
TISの「ServiceNowオファリングサービス」は、「ServiceNow」プラットフォームのSIサービスである。課題領域ごとの6つのメニューと事前のFit&Gap分析により、過剰なカスタマイズや運用負荷を抑えてServiceNowを適切な範囲で導入できるように支援する(図1)。
図1:「ServiceNowオファリングサービス」の概要(出典:TIS)拡大画像表示
TISは、「ServiceNowは必要な機能の見極めが難しく、過剰なカスタマイズや導入後の運用負荷の増大、内製化の停滞などにつながり、プロジェクトが不採算化するリスクがある」とし、導入前に必要な機能を見極めることが重要になると指摘する。
表1は、6つの課題解決メニューである。いずれも、ServiceNowの標準機能(Out of the Box)の活用を前提に、必要機能と不要機能を切り分けることで投資対効果を可視化する。
| オファリング対応領域 | 課題概要 | ServiceNowの活用機能 |
|---|---|---|
| サービスデスクの効率化 | 問い合わせ対応の自動化と標準化 AI活用による自動化 |
AIエージェント、ワークフロー、ナレッジ管理 |
| ITシステム管理の高度化 | インシデント管理や運用業務の統合 自動化によるコスト削減 |
インシデント管理、運用ワークフローの統合 |
| リスク対応力の強化 | 構成情報(CMDB)の一元管理 迅速な障害範囲特定と影響範囲分析 |
CMDB(構成管理データーベース)構築、アラート管理 |
| IT資産管理の最適化 (ハードウェア管理) |
資産調達から廃棄までの自動化、運用効率化 | 資産管理、ライフサイクル管理 |
| IT資産管理の最適化 (ソフトウェア管理) |
ソフトウェア資産・ライセンス情報の統合管理 コスト最適化 |
ソフトウェア資産管理、ライセンス管理 |
| セキュリティ運用の高度化 | インシデント検知 脆弱性管理の統合、自動化による負荷軽減 |
セキュリティインシデント管理、脆弱性管理 |
支援は、課題整理、Fit&Gap分析(別途見積もり)、導入計画策定、導入・開発支援、定着支援の5段階で進める。ライセンス販売から構築・運用までをワンストップで担い、内製化や段階的リリースを見据えたロードマップの策定にも応じる。
料金は、課題内容や要件に応じて変わる。TISは2027年度までに同サービスの総売上高20億円、導入社数10社を目標に掲げる。今後、ServiceNowのAIエージェントオーケストレーター「AI Agent Orchestrator」を活用した機能や運用高度化メニューを強化する。
TIS / ServiceNow / SI / フィット&ギャップ分析
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