リコーPFUコンピューティングは2026年8月3日、産業機器向けボードコンピュータ「RICOH FB22RB」(ATX規格)および「RICOH FB22RBM」(Micro ATX規格)の2製品を発表した。同年10月から提供する。PCのマザーボードだが、国内設計・生産に加えて、2031年までの5年間の長期供給と2038年までの長期保守が特徴である。製造業や医療分野などの機器に組み込んで、長期かつ安定的に稼働させることを想定している。
リコーPFUコンピューティングの「RICOH FB22RB」(ATX規格)と「RICOH FB22RBM」(Micro ATX規格)は、産業機器に組み込むためのボードコンピュータである(写真1)。
規格上は汎用PCのマザーボードと同様だが、国内設計・生産に加えて、2031年8月末までの5年間の長期供給と3年間の保証、2038年8月末までの供給終了後7年間の長期保守を特徴としている。製造業や医療分野などの機器に組み込んで、長期かつ安定的に稼働させることを想定している。
写真1:「RICOH FB22RB」(ATX規格、左)と「RICOH FB22RBM」(Micro ATX規格、右)の外観(出典:リコーPFUコンピューティング)拡大画像表示
CPUは、LGA1700ソケットで、Intel Coreプロセッサ(Series 2、14世代、13世代)を1個。チップセットは2製品ともに産業用仕様で長期供給を行う。ATX規格のRICOH FB22RBチップセットはIntel R680Eで、エラー訂正機能付きのECCメモリーをサポートする。
また、レガシーPCI(ATX規格のRICOH FB22RBが3スロット装備)やシリアル(RS-232C)などのレガシーインタフェースも備えており、既存システムとの互換性を確保している。
動作を保証するOSは、Windows 11 IoT Enterprise LTSC 2024 64bitまたはUbuntu Desktop 26.04 LTS。いずれも長期間サポートをうたっている。
セキュリティ面では、SBOM(ソフトウェア部品表)などの技術情報を提供し、上市後の脆弱性対応などを支援する。また、TPM(ファームウェアTPM、オプションで物理チップを使うディスクリートTPM)により、デバイス認証や改竄検知が可能。自社開発のシステム監視ツール「EmbedWare/SysMon」も提供する。
リコーPFUコンピューティングは両製品の想定用途として以下を挙げている。
- 工作機械・産業用ロボット制御
- 医療機器(分析装置・診断機器)
- 外観検査装置・画像処理システム
- 半導体製造装置
- 各種検査・計測機器
- 業務システム 2027年4月強制適用へ待ったなし、施行迫る「新リース会計基準」対応の勘所【IT Leaders特別編集版】
- 生成AI/AIエージェント 成否のカギは「データ基盤」に─生成AI時代のデータマネジメント【IT Leaders特別編集号】
- フィジカルAI AI/ロボット─Society 5.0に向けた社会実装が広がる【DIGITAL X/IT Leaders特別編集号】
- メールセキュリティ 導入のみならず運用時の“ポリシー上げ”が肝心[DMARC導入&運用の極意]【IT Leaders特別編集号】
- ゼロトラスト戦略 ランサムウェア、AI詐欺…最新脅威に抗するデジタル免疫力を![前提のゼロトラスト、不断のサイバーハイジーン]【IT Leaders特別編集号】
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
AIの真価は「今この瞬間」の感知にある。「Data Streaming Platform」で実現する「AI Ready Data」を解説
-
-
-
VDIの導入コストを抑制! コストコンシャスなエンタープライズクラスの仮想デスクトップ「Parallels RAS」とは
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-



