インターコムは2026年8月17日、帳票配信クラウドサービス「Web帳票便」を同年8月24日から提供すると発表した。クラウド上で請求書などの帳票を発行し、取引先ごとにWeb、郵送、ファクスで発行・送付できる。参考料金(税別)は帳票配信数が月50件までで月額3000円。初年度販売目標は30社。
インターコムの「Web帳票便」は、帳票発行/配信クラウドサービスである。クラウド上で請求書などの帳票を発行し、取引先ごとにWeb、郵送、ファクスで発行・送付できる(図1)。
各取引先に発行した請求書について、取引先ごとの閲覧/未閲覧の状況をダッシュボードで表示する。未読の請求書をすばやく把握して、取引先への確認を直ちに依頼できる。ダッシュボードを共有することで、請求業務が個々の請求担当者に属人化することを防ぐ。
図1:請求書などの帳票を発行する流れ(出典:インターコム)拡大画像表示
販売管理システムから抽出したCSVファイル、または作成済みの帳票PDFファイルを取り込み、公開日を指定すると、請求書や領収書をインボイス制度に則ったレイアウトで発行する。見積書、注文書、納品書については、CSVからの生成はできないが、PDF帳票を用意するうことで発行・発送できる。
取引先は、通知メールに記載のURLから請求書を確認してダウンロードする。閲覧時には、メールアドレスやワンタイムパスワードで認証する。取引先がファイルにアクセスしたことを請求担当者に知らせる通知機能も持つ。
郵送やファクスで送信する必要がある取引先に向けて、送付方法を設定できる。郵送の場合、封入、封緘、発送の一連の作業を代行する。請求書と合わせてWeb配信の案内書面を郵送し、取引先の自発的なWeb移行を促す。ファクスについてはすべてのタイプの帳票を送信可能だが、郵送はCSV連携帳票(請求書と領収書)に限る。
参考料金(税別)は、帳票配信数が月50件までで月額3000円。郵送代行が1件200円。ファクス送信が1件30円。取引先に発行する帳票のファイルサイズやクラウド上のストレージ容量は契約プランによって異なる。
「郵送した帳票は読まれにくいうえ、取引先が封筒を開封したかどうかもわからない。請求担当者が取引先に連絡して1件1件確認する負担は大きく、結果として請求書を未読のまま放置する状況が生じる。また、発行状況が請求担当者本人にしか分からず請求業務が属人化している」(インターコム)。このような課題を抱える企業に向けてWeb帳票便を提供する。
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