[事例ニュース]
青森みちのく銀行、全営業店で生成AIを活用、文書作成/要約、行内規程の検索などを効率化
2026年8月24日(月)IT Leaders編集部、日川 佳三
青森みちのく銀行(本店:青森県青森市)は2026年8月、生成AIの業務活用を全営業店に拡大した。neoAIの「neoAI Chat」を採用し、NTTデータ東北が導入から定着まで支援して、文書の作成・要約、行内規程の検索、情報収集、アイデア創出などで活用している。今後、行内報告資料や提案書の作成、企画立案支援などにも適用していく。NTTデータ東北が2026年8月21日に発表した。
青森みちのく銀行は、青森県青森市に本店を置く地方銀行である。2025年1月1日、青森銀行とみちのく銀行の合併によって設立された。合併によって総預金残高は東北地方で3位の規模となり、地域に根ざした経営で県内の経済を支えている。
設立から5カ月後の同年6月にDX推進室を発足し、生成AIを業務に活用する検討を進めてきた。まずはDX推進室で試行を始め、本部行員への展開を段階的に進めて、2026年8月に全営業店に展開した。NTTデータ東北が導入から定着までを支援している。
neoAIの「neoAI Chat」(画面1)を採用した。社内文書を参照した回答が可能なRAG(検索拡張生成)構成の生成AIサービスである。同行のセキュリティ要件を満たすため、Microsoft Azure上にneoAI Chatの利用環境を構築し、閉域網を介して接続する仕組みをとった。合わせて、サービス監視や保守を含む運用監視体制を構築している。
画面1:「neoAI Chat」の画面例(出典:neoAI)拡大画像表示
同行の行員は、neoAI Chatを用いて、文書の作成・要約、行内規程の検索、情報収集、アイデア創出などでの活用から始めている。今後、行内報告資料や提案書の作成、企画立案支援などへと活用領域を広げることも視野に入れる。
NTTデータ東北は同行での活用定着に向けて、ユースケースの提示やアシスタントの共同制作など、試行期間から伴走。導入後は、生成AIの基礎知識の習得を支援すると共に、試行利用から本部行員への展開、全営業店への展開、活用の定着など、継続的な技術支援を提供している。
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