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B-EN-G、購買証憑のデータ化に向くAI-OCR「GLASIAOUS OCR」を発表

多言語・現地税制を認識・自動変換してERPと連携

2026年8月24日(月)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)

ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は2026年8月24日、購買証憑向けAI-OCRサービス「GLASIAOUS OCR」を同年9月末から提供すると発表した。同社製ERPアプリケーション「GLASIAOUS」のAI-OCR機能を単体のサービスとして販売する。注文書、受領した請求書、領収レシートなどから情報を読み取ってデータ化するのを得意としている。ファイルをWebにアップロードしてOCR機能を利用できるほか、API接続で基幹アプリケーションにOCR機能を組み込むこともできる。

 ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)の「GLASIAOUS OCR」は、購買証憑(注文書、受領した請求書、領収レシートなど)の読み取りに向くAI-OCRサービスである。購買証憑データを基幹システムに入力する作業を支援する。同社製ERPアプリケーション「GLASIAOUS」のAI-OCR機能を、単体のサービスとして新たに提供する。

 ユーザーは2つの利用方法を選べる。1つは、アップロードした文書をOCR処理してCSV/Excelファイルとして入手する方法で、基幹システムとはファイルで連携する。もう1つは、APIとして基幹業務アプリケーションにOCR機能を組み込む方法である。


動画1:「GLASIAOUS」に備わるAI-OCR機能の動作イメージ例。タイの仏歴やベトナムのケタ区切りを認識して自動で変換する(出典:ビジネスエンジニアリング)

 AI-OCRサービスとしての特徴は、多言語・現地税制をカバーしていること。例えば、各国の税区分・税率(VAT/WHTなど)を自動で設定し、外貨換算などの機能も持つ。東南アジアの仏暦からの変換機能も持つ(動画1)。

 これらによって言語・地域固有のルールに対応したOCRを可能にし、90%~95%の認識精度をアピールしている。「国ごとに税制や商慣習が異なるため、ツールの共通化が難しい。勘定・税区分の設定は担当者の経験に依存しており、海外拠点では人材の定着率の低さから担当者交代のたびに記帳ルールにばらつきが生じる」「申告期限が早い海外拠点では会計データが固まる前に税務申告を先行させるため、会計システム内蔵の読み取り機能ではデータ化の対象から漏れてしまう」といった課題を解決する。

 2つのプランを用意している。料金(税別)とプランの概要は以下のとおり。

  • GLASIAOUS OCR スタンダード:1ページ40円から。マルチテナント型のクラウドサービスで、Web画面やAPIを介して利用する。
  • GLASIAOUS OCR Pro:1ページ250円から。シングルテナント型のクラウドサービスで、基幹アプリケーションへの組み込みを前提としており、カスタマイズも可能。

 なお、GLASIAOUSは、クラウド型の国際会計ERPアプリケーションである。ERPアプリケーション「mcframe GA」をベースにクラウドサービスとして提供する。海外拠点の財務データをリアルタイムに把握でき、海外に進出した企業に向く(関連記事クラウドERP新版「GLASIAOUS V14.2」、通信データ圧縮などで低速な回線でも利用可能に)。

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