セイコーエプソン(本社:長野県諏訪市)は2008年11月10日、会計・業務ソフト「応援シリーズ」のラインナップである企業・会計事務所向け給与計算ソフト「給与応援Super」、小規模法人・個人事業主向け給与計算ソフト「給与応援Lite」、および法定調書作成ソフト「法定調書顧問」の平成20年度年末調整対応版を、11月28日よりエプソン販売を通じて順次発売すると発表した。
「給与応援Super/Lite」は法定調書、社会保険に対応した給与計算ソフト。「法定調書顧問」は年末調整と法定調書に特化したソフトで、年末調整の各種控除を自動判定し、源泉徴収簿や総括表が作成できる。「給与応援」とのデータ連動も可能。今回平成20年度の法改正に伴い、(健・厚)月額変更届、(健・厚)被保険者資格取得届など、社会保険帳票の変更に対応し、源泉徴収簿の年調年税額の金額欄に「(100円未満切捨て)」を追加するなどのほか、法改正によるすべての様式変更に対応している。
各ソフトの機能アップとしては、「給与応援Super」の年末調整帳票合併機能の追加、「給与応援Super/Lite」の「月額表」や「算定基礎賃金集計表」への対応、また全製品の「帳票の表印刷」「保険料控除申告書兼配偶者特別控除申告書」「住宅借入金等特別税額控除申告書」への対応などが挙げられる。
製品それぞれの特長は次のとおり。
「給与応援Super」
- システム手帳形式のメニュー画面。独自の計算式や条件式に対応。
- 給与・賞与明細書、銀行振込依頼書から、賃金台帳、仕訳資料の作成までを実現。
- 年末調整、法定調書11様式、社会保険16様式に対応。OCR用紙のカラー印刷が可能。
- 同社の財務会計ソフト「財務応援」や飲食業・小売業向け勤怠管理システム「ShiftPlanner(シフトプランナー)」とのデータ連動が可能。
「給与応援Lite」
- 実務に沿った使いやすいメニュー画面と簡単設定を実現。
- 給与・賞与処理、給与明細の迅速な入力や変更が可能。
- 年末調整や法定調書業務を、初心者でも処理できるように簡素化。
- 同社の財務会計ソフト「財務応援」や飲食業・小売業向け勤怠管理システム「ShiftPlanner(シフトプランナー)」とのデータ連動が可能。
「法定調書顧問」
- 年末調整の各種控除を自動判定し、源泉徴収簿や総括表を作成できる。
- 報酬等の支払調書を年間集計して法定調書合計表まで自動作成できる。
- 外部データのテキストデータでの取込みが可能。
- 支払を受ける者の宛名ラベルの出力が可能。
- 「給与応援」とのデータ連動が可能。
各製品の価格と発売時期は次のとおり。
「給与応援Super」:19万8,000円~45万円。11月28日発売予定。
*「給与応援Super」のネットワーク版を使用する場合は別途「ネットワーク基本パック」(15万円)が必要。
「給与応援Lite」:3万9,800円。12月5日発売予定。
「法定調書顧問」:7万8,000円。12月2日発売予定。
エプソン
http://www.epson.jp/