ビーエスピー(BSP、現ユニリタ)は2009年8月5日、ネットワーク機器やデータベース、Webサーバなど、あらゆるシステムのログデータを自動的に収集し、活用する統合ログ管理ツール「Loganizer(ロガナイザー)」の新バージョン「Ver4.0」を、同日より一般販売すると発表した。
ビーエスピーによれば、内部統制やJ-SOX法、情報漏洩対策などに対応したログデータの管理・活用ツールとして、システムログを完全に管理・保管し、アクセス状況や稼働状況を監視・分析するニーズが高まっているという。
「Loganizer Ver4.0」は、これまでにユーザーから寄せられた多くの要件や要望を受け、大幅にアーキテクチャーを革新、各種機能を強化し、大規模対応、レポート機能の拡充等により、効果的なログ管理活用を実現。さらに、今まで保管していたシステムログを可視化することで、コスト削減とともにIT全般統制への対応強化をサポートする。
同製品のおもな新機能は以下のとおり。
- 新搭載「エージェント管理マネージャ機能」が運用負担の低減と高い拡張性を実現
・ログを収集できるサーバ台数を大幅に拡張
・ログ収集モジュールのリモートインストール、アップデートの一元管理を可能に
・日々増加するログの保存に対応するため、ログ管理サーバを必要に応じて分散、追加できる高い拡張性と柔軟性を実現
・大容量ログの長期保存に対応 - 新搭載「イベント検知機能」がトラブルに強い運用環境を実現
・「自動メール通知」や「リカバリ処理の自動起動」などトラブル発生から復旧までの時間短縮に威力を発揮 - 新検索エンジンが、ストレスの少ない検索を実現
・全文検索機能や串刺し検索など、様々な角度からのログ検索を実現 - レポート機能を大幅に拡充
・80種類以上に及ぶ分析・監査用レポートを標準装備
・多種多様な監査要求に応えるカスタムレポート作成機能を用意
同社は、同製品を業種業界を問わず幅広い企業に提供していくとともに、ソリューションプロバイダーやサービスプロバイダー、データセンターなどを通じて、初年度1億円の販売を見込む。
Loganizer Ver4.0紹介サイト
http://www.bsp.jp/products/loganizer/
ビーエスピー
http://www.bsp.jp/