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マクニカ、SaaS型のSOC基盤「Prophet AI」を販売、AIがアラートを調査してトリアージ

2026年8月19日(水)IT Leaders編集部、日川 佳三

マクニカは2026年8月19日、SaaS型のSOC基盤「Prophet Agentic AI SOC Platform」(開発元:米Prophet Security)の販売を開始した。SIEMやEDRなどが発するセキュリティアラートをAIエージェントが調査してトリアージする仕組みを提供する。SaaSなど200種類以上のアラートソース/データソースとの連携をサポートしている。調査結果はSlack、TeamsおよびWebhookの仕組みを使って管理者に通知する。

 マクニカの「Prophet Agentic AI SOC Platform(Prophet AI)」は、米Prophet Security(プロフェットセキュリティ)が開発・提供するSaaS型のSOC(セキュリティ運用センター)プラットフォームである。SIEMやEDRなど既存のセキュリティ製品からのアラートをAIエージェントが調査してトリアージする仕組みを提供する(図1)。

図1:SaaS型のセキュリティ運用センター基盤「Prophet Agentic AI SOC Platform」の概要(出典:マクニカ)
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 アラートは、ユーザー企業が運用しているセキュリティ製品およびアプリケーションのAPIを介して取得する。SIEM、EDR、ID管理、メール、SaaSなど200種類以上のアラートソース/データソースとの連携をサポートしている。調査結果はSlack、TeamsおよびWebhookの仕組みを使って管理者に通知する。

 データのセキュリティを確保するため、ユーザーごとに専用環境を割り当てるシングルテナント構成をとる。データ処理部をユーザー自身のクラウド環境で動作させることもできる。なお、データはAIモデルの学習には利用しない設計になっている。

 Prophet AIは、役割が異なる以下の3つのAIエージェントで構成する。マクニカは「長年SOC運用に従事してきた専門家が現場の運用や課題を踏まえて開発した、SOC業務特化型のAIエージェント」と説明している。

(1)AI SOC Analyst
 アラートの要約・調査・優先順位付けを担う。重大度に関わらず全アラートを調査する。また、検知した脅威に対し、稼働端末の隔離や通知の送信といったアクションを自動で実行することも可能である。調査の進め方や実行するアクションの手順も自然言語で指示できる。

(2)AI Threat Hunter
 「自社はある脆弱性の影響を受けているか」などの質問を自然言語で入力すると、関連するログやイベントデータをSIEMやEDRなど各ツールから自動で収集して回答する。また、既知の攻撃手法や脅威情報に基づいて脅威を見つけるための定義が設定されており、自動またはスケジュールに沿って実行できる。

(3)AI Detection Engineer
 既存の検知ルールをMITRE ATT&CKフレームワークに照らして分析し、検知漏れやノイズの多いルールを可視化する。新規の検知ルール案や既存ルールのチューニング案も提示し、担当者が承認したうえで適用する。

 マクニカはこれらに加え、人間の担当者が24時間365日体制で危険度を判定して30分以内にエスカレーションするサービスも用意している。

関連キーワード

マクニカ / SOC / AIエージェント / SIEM / EDR / インシデントレスポンス / SaaS / 脅威ハンティング

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