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サイトロックと日立電サ、SaaS型によるITIL準拠の運用管理システムを提供開始

2010年2月11日(木)IT Leaders編集部

サイトロックと日立電子サービス(日立電サ)は、SaaS型によるITIL準拠の運用管理システム「Service Desk Platform」(SDP)を2010年2月10日から提供開始した。

SDPは、サービスデスク業務を支援するために必要なインシデント管理、問題管理、変更・リリース管理、構成管理機能をパッケージ化し、SaaS型サービスとして提供するもの。日立電サが提供する運用マネジメントサービスに基づく社内利用ソフトウェアをベースに開発され、正式版は2008年12月から2009年3月にかけて両社が共同で実施した実証実験と、2009年10月からのSDPβ版の提供結果をもとに機能が拡張・追加された。

正式版で新たに追加された機能は、以下のとおり。

  • データインポート、エクスポート機能
  • メール取り込み、メール送信機能
  • 登録テンプレート機能
  • ファイル添付機能
  • 画面フィールド等のカスタマイズ
  • カレンダー機能

価格は月額5万2,500円(税込み)から。ユーザーライセンスではなく、過去1年間のインシデント等のレコード登録件数、添付ファイル登録容量により価格が設定される。

同サービスは、これまで多大な費用と時間が必要なために運用管理システムの導入を見送っていた企業や、ICTサービスをより効率的に管理したい企業を対象にしており、サイトロックでは、2010年12月までに30社への導入を目指している。

「Service Desk Platform」
http://www.siterock.co.jp/service/support_sdp.html

日立電子サービス
http://www.hitachi-densa.co.jp/index.html

サイトロック
http://www.siterock.co.jp/

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