[事例ニュース]
日揮グローバル、プラント設計・調達・建設のトラブル事例を「JUST.DB」に集約
2026年8月3日(月)IT Leaders編集部、日川 佳三
日揮グループの海外事業を担う日揮グローバル(本社:神奈川県横浜市)は、設計・調達・建設の各フェーズで蓄積したトラブル事例のデータベースを再構築した。ジャストシステムのノーコード型クラウドデータベース「JUST.DB」を採用し、旧データベースの操作環境を維持しながら、必要に応じて過去の事例ナレッジを検索できる環境を整えている。ジャストシステムが2026年7月28日に発表した。
日揮グローバルは、海外での大規模なプラントやインフラの建設を担う総合エンジニアリング企業である。LNG(液化天然ガス)プラントや石油化学プラントなどの設計、機材調達、建設工事(EPC)を主な事業としている。
同社で電気計装システムを扱っている部門は、以前より、各フェーズで発生するトラブル事例をデータベースに収録し管理している。過去の事例を参照して同じ失敗を繰り返さないことを目的に運用を続けてきた。
今回、既存のトラブル事例データベースの再構築に取り組んだ。ジャストシステムのノーコード型クラウドデータベース「JUST.DB」(画面1)を採用してデータベースを移行。エンドユーザーが戸惑わずに使えるように、旧データベースの画面構成や操作性を維持して構築した。
画面1:ノーコード型クラウドデータベース「JUST.DB」の画面例(出典:ジャストシステム)拡大画像表示
JUST.DBでは、データベースにデータを格納する業務アプリケーションをマウス操作によるノーコードで開発・実行できる(関連記事:ジャストシステム、ノーコードPaaS「JUST.DB」新版、AI-OCRで帳票から業務アプリを構築)。
横浜本社の計装グループ約80人のほか、世界各地の設計拠点や建設現場の駐在社員が、JUST.DBで必要に応じて過去の事例ナレッジを検索できる環境を整えている。新データベースでは、建設現場でトラブルが発生した際、過去の類似事例をその場で検索して対応策を迅速に確認できるようになった。
また、その場の気づきをワンクリックでグループ全員に連絡できる「フラッシュレポート」機能を、JUST.DBの通知機能を活用して実装している。入力の心理的なハードルが低下し、リリース後1年間で約30件のレポートを登録するなど情報共有が活性化しているという。
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