日揮グループの海外事業を担う日揮グローバル(本社:神奈川県横浜市)は、設計・調達・建設の各フェーズで蓄積したトラブル事例のデータベースを、ノーコード型のクラウドデータベース「JUST.DB」で再構築した。必要に応じて過去の事例ナレッジを検索できる環境を整えた。JUST.DBを提供したジャストシステムが2026年7月28日に発表した。
日揮グローバルは、LNG(液化天然ガス)プラントなど海外の大規模インフラの設計・調達・建設を担っている。同社で電気計装システムを扱っている部門は従来、過去の事例を参照して同じ失敗を繰り返さないことを狙い、各フェーズで発生するトラブル事例をデータベースで管理してきた。
今回、それまで運用してきたトラブル事例データベースを、ノーコード型のクラウドデータベース「JUST.DB」に移行した。旧システムの画面構成や操作性を踏襲することで、移行後もユーザーが戸惑わずに使えるようにした。
横浜本社の計装グループ約80人のほか、世界各地の設計拠点や建設現場の駐在社員が必要に応じて過去の事例ナレッジを検索できる環境を整えた。建設現場でトラブルが発生した際、過去の類似事例をその場で検索して対応策を確認できるようになった。
その場の気づきをボタン1つでグループ全員に連絡できる「フラッシュレポート」機能も、JUST.DBの通知機能を活用して新たに構築した。入力の心理的なハードルが低下し、リリース後1年間で約30件のレポートを登録するなど情報共有が活性化した。
JUST.DBは、クラウド型のシステム開発基盤である。データベースにデータを格納する業務アプリケーションをマウス操作によるノーコードで開発・実行できる(関連記事:ジャストシステム、ノーコードPaaS「JUST.DB」新版、AI-OCRで帳票から業務アプリを構築)。
- 業務システム 2027年4月強制適用へ待ったなし、施行迫る「新リース会計基準」対応の勘所【IT Leaders特別編集版】
- 生成AI/AIエージェント 成否のカギは「データ基盤」に─生成AI時代のデータマネジメント【IT Leaders特別編集号】
- フィジカルAI AI/ロボット─Society 5.0に向けた社会実装が広がる【DIGITAL X/IT Leaders特別編集号】
- メールセキュリティ 導入のみならず運用時の“ポリシー上げ”が肝心[DMARC導入&運用の極意]【IT Leaders特別編集号】
- ゼロトラスト戦略 ランサムウェア、AI詐欺…最新脅威に抗するデジタル免疫力を![前提のゼロトラスト、不断のサイバーハイジーン]【IT Leaders特別編集号】
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
AIの真価は「今この瞬間」の感知にある。「Data Streaming Platform」で実現する「AI Ready Data」を解説
-
-
-
VDIの導入コストを抑制! コストコンシャスなエンタープライズクラスの仮想デスクトップ「Parallels RAS」とは
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-



