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ソリトン、インターネットVPNサービス「リモートコネクトサービス」を提供開始

2011年4月8日(金)IT Leaders編集部

ソリトンシステムズは2011年4月7日、災害や停電、その他の事情から在宅勤務やオフィスの分散が必要な企業・組織向けに、センター設備を持たずにインターネットVPNを活用できる、「リモートコネクトサービス」を、4月25日から提供開始すると発表した。

また、今回の東日本大震災で被災した企業等に向け、復興支援プログラムを用意し、4月7日より申し込みの受け付けを開始した。同時に、従来から提供しているクラウドストレージ・サービス「HiQZenサービス」についても、復興支援プログラムを提供するとのこと。

【リモートコネクトサービスの概要】
離れた場所からオフィスに接続して業務を継続できるようにするインターネットVPNサービス。インターネット接続設備はクラウド上でソリトンが運用し、ユーザーはPCなどの機器とインターネット接続環境を用意するだけで利用できる。

さらにセキュリティを強化するためには、オプションで、主に金融業界で使用されているワンタイムパスワードを利用できる。その場合、ハードトークン紛失などの事故に対しては、24時間365日の体制で受け付け、対応を行う。

リモートコネクトサービスの利用価格は、100ユーザーの場合で、初期費用が100万円(VASCO社ワンタイムパスワード・トークン100個を含む)、月額費用は15万円(1ユーザーあたり1,500円)/月。

【被災地復興支援プログラム】

リモートコネクトサービスの復興支援プログラムとして、「リモートコネクトサービス」を以下の条件で無償提供する。

  1. 申し込み受け付け開始:4月7日
  2. 利用開始から3か月間、無償で提供する。提供開始は2011年4月25日を予定(提供数を制限する場合がある)。
  3. 対象は、災害救助法適用地域に拠点を持つ企業、自治体、学校、組織で、被災により仮住居を使用している場合(別途、同社が確認することもある)。
  4. 同時接続ユーザー数は、1社あたり10までとする。これは、ユーザー数100人程度までの実用が可能な制限であり、この制限を超える場合は別途、連絡が必要。

【HiQZenサービスの復興支援プログラム】
「HiQZenサービス」は、顧客企業・組織のメンバー間で安全に情報を保管・共有できるクラウドストレージ・サービスで、ソリトンが2010年6月から提供し、NTTコミュニケーションズ、KDDIなど通信事業者のデータセンターで運用している。

今回、同サービスについても、被災地復興支援として、以下の条件で無償提供する。

  1. 申し込み受け付け開始:4月7日
  2. 即日提供を開始し、利用開始から3か月間、無償提供する(提供数を制限する場合がある)。
  3. 対象は、災害救助法適用地域に拠点を持つ企業、自治体、学校、組織で、被災により仮住居を使用している場合(別途、同社が確認することもある)。1社あたり10ユーザーまで登録可能で、ディスク容量は10GBまで。

「リモートコネクトサービス」
http://www.soliton.co.jp/special/bca/remote_connect.html

「HiQZenサービス」
http://www.soliton.co.jp/special/bca/hiqzen_service.html

ソリトンシステムズ
http://www.soliton.co.jp/

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ソリトンシステムズ / BCP/DR / 東日本大震災 / VPN / リモートアクセス

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