米レッドハットはデータ仮想化製品の最新版「JBoss Data Virtualization 6.0」を2014年2月にリリースする。米本社で、JBossミドルウェア事業部 Integration Products製品担当ディレクタを務めるケン・ジョンソン氏に、データ仮想化の意義と、最新製品の特徴を聞いた。
-データ仮想化製品をメジャーアップデートすると聞いた。機能面の詳細に踏み込む前に、「データを仮想化する」というアプローチが注目を集め始めた背景を聞かせてほしい。
Johnson:企業がデータ利活用を高度化しなければならないという点に異論はないだろう。で、いざ社内を見渡してみると、データソースは様々な業務アプリケーションに散在している。それらに一元的にアクセスしてデータ分析などを試みたいとのニーズからDWH(データウェアハウス)が使われてきたのは知っての通りだ。
BI(ビジネスインテリジェンス)などの一部の用途についてはDWHは有効に機能するが、時代の変化と共にもっと柔軟性が高く、多様な目的に合致する「データ統合」の必要性が高まってきたのが昨今の事情といえる。
まず、過去3年でビッグデータやNoSQLが話題をまいたことからも分かるように、企業にとってのデータのランドスケープが大きく変わった。構造化されていないデータも積極的にハンドリングしなければならない。こうした状況下、従来のように、逐一“器”を用意して力業で統合するのは極めて複雑なことだし、アジリティにも欠ける。
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