大手眼鏡チェーン「JINS」を展開するジェイアイエヌでサプライチェーンユニット ユニット長を務める菰田泰生氏は、在庫最適化やビジネスプロセス改革の傍ら、全社的なデータ活用を支援する。マスターデータ管理の体制を整備、SQL ServerやQlikviewを使った分析インフラを整える一方、PaaSを使って店舗の情報を吸い上げる仕組みも構築する。精力的に活動を進める同氏に話を聞いた。
―「JINS」のビジネスに関わるデータ分析業務を担当していると伺いました。入社以降、担当されていたお仕事を教えてください。
写真1:ジェイアイエヌ サプライチェーンユニット ユニット長の菰田泰生氏当初の主なミッションは在庫の最適化でした。基幹システムの在庫データを分析して、国内にある倉庫と店舗の在庫配分を最適化する仕事です。ただ、全社的な視点から業務を最適化する、経営企画的な役割も担ってほしいとも要望されていました。そこで在庫の最適化業務をこなしながら、気になったところにもスコープを広げています。
例えば、マスターデータの整備。私が入社した時は、マスターを共通化する思想がありませんでした。現場主導でシステムが乱立し、現場は登録業務だけで四苦八苦している状況だったのです。データ分析の精度はマスターデータの整備状況で8割が決まる。このままではマズいと思い、MDMツールを導入し、データ管理に責任を持つデータスチュアートを任命しました。
会員登録(無料)が必要です
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-





